上江洲家
9月 11, 2013
具志川城主の末えいである「上江洲家(うえずけ)」は、代々地頭を勤めた旧士族の家。
綿糸やお茶等の栽培を促進し、特に紬の製法を住民に普及させるとともに、貧民の救済、国王への献納など数々の善行をしたそうです。
立派な「ひんぷん」が目の前に立ちふさがり、琉球の家のしくみを分からない観光客などは、最初はどこが入り口かわからないくらいです。
沖縄の家にならどこにでも置いてあるという「シーサー」がありません。
それは、この「上江洲家」が元々風水によって守られているからだと、管理しているおばあちゃんが教えてくれました。
敷地内には母屋、蔵、豚小屋などがありますが、風水によって位置も決められたそうです。
ちなみに沖縄には「宇江洲」と「上江洲」のどちらも同じ「うえず」がありますが、久米島の「うえず」は「上江洲」となります。
入場料:高校生以上300円。
駐車場も小さめですが、あります。