kanhizakura2010.jpg沖縄では現在、「カンヒザクラ」が満開の時期を迎えています。

本土の「ソメイヨシノ」とは違い、濃いピンク色。たまに薄紅や白もあるようですが。

漢字で書くと「寒緋桜」ですが、「緋寒桜」(ヒカンザクラ)と呼ばれることも多いです。

これとは別に「彼岸桜」(ひがんざくら)という花があり、そちらとは「か」と「が」の違いだけになり間違えやすいので、混同を避けるために「緋寒」を「寒緋」にひっくり返して最近は「カンヒザクラ」と呼ぶようになった、という経緯があるそうです。

沖縄で「桜」といえばこの「カンヒザクラ」のこと。

1月から2月という寒い時期に北部で開花し、南下していきます。

本土の花見時期にはすでに葉桜となることが多いです。

万座毛

2月 2, 2010

manzamou-gake.jpg「万座毛」とは、沖縄本島中部に位置する恩納村にあります。

18世紀はじめの琉球王、尚敬(しょう・けい)がこの地を訪れたときに「万人を座するに足る毛」と称讃したのがその由来であるといわれています。

「万座毛」というと、写真で見る断崖絶壁が指されることが多く、崖のことを「万座毛」と勘違いする人も。

「毛」とは沖縄のことばで「原っぱ」のことで、その名の通り、崖の上の台地では天然芝が広がっていて、周りには亜熱帯植物が自生します。

ガイドブックには必ず載っているという、沖縄の観光名所。

万座毛の地図はこちら。