知念城跡

4月 23, 2008

南城市知念にある知念城跡。

沖縄の数ある城跡の中のひとつ。

中国との貿易の盛んだった時代、知念按司の居城でもあり、17世紀末に改築され後に知念番所(役所)として使われてたそうです。

神域としてのグスクでもあり、今でも残っている拝所に訪れる人もいるそうです。

草木が生い茂っていますが、石垣も割と形を残しています。

中に進んでいくと広場のようなところに出ます。そこから眺める海景色は、太陽の光と真っ青な海のコントラストで、まるで時間が止まったような感覚になります。

沖縄の世界遺産、斎場御嶽の近くです。

駐車場がありますが、置き引きに注意という看板があるほどなので気をつけましょう。

知念城跡の地図はこちら。

砂山ビーチ

4月 22, 2008

宮古島で代表的なビーチのひとつ、砂山ビーチ。

小高い砂山を息を切らしながら越えると、眼下には真っ青な海と真っ白い砂が飛び込んできます。

写真にある岩のアーチは、隆起サンゴが海風の力で永い年月をかけ創り上げられたそうです。

これらの岩場が陰を作っていますが、やはり帽子やパラソルなど持参したほうが良さそうです。

ビーチの幅は約70m。比較的小さい方ですが、休日やシーズンには地元人に限らず観光客などでも賑わっています。

駐車場は約50台入り、無料。シャワー・トイレもありますが、砂山を越えていかなければならないのでビーチに行く際は忘れ物に気をつけた方がいいでしょう。

シュノーケリングは可能ですが、バーベキューなどは出来ません。昼間に皆でワイワイ楽しく過ごすのが一番のようです。

砂山ビーチの地図はこちら。

ハブに注意!!

4月 21, 2008

沖縄は気候も暖かくなって、海開きも行われました。

これから夏の前に梅雨が始まりますが、今頃から活動しているハブには注意してください。

世界の猛毒蛇のひとつで、成蛇も幼蛇も同じ猛毒を持っています。3月~6月に最も活発となり、畑や空き地、草原などに出没します。

エサを求めてなのか、道路を渡っている最中に車にひかれたハブの死骸もたまに見かけます。

しかし、元々ハブは生命力が非常に強く、1年何も食べなくても生きていられるそうです。又、ハブ酒や料理を作る際に二等分したり、内臓を取り出したりしても、しばらくはそれぞれで動いているようです。

ハブに咬まれたらできるだけ早く病院に行って治療することが一番大切です。

病院に到着するまでの間に、咬まれた傷から血と一緒に毒を吸い出すことも大切です。ハブの毒は、飲み込んでも害はないのでできるだけ実行してください。

タコライス

4月 18, 2008

沖縄独特の食べ物の代表で、結構有名ですが、未だ軟体動物のタコを使用した料理と思う人もいるようです。

タコスの具である挽肉・チーズ・レタス・トマトを白ご飯の上に載せた沖縄料理は、辛みをつけたサルサ(スペイン語で「ソース」の意)を乗せて食べます。

発祥の店は金武町の「キングタコス」と言われています。

1980年代に沖縄県で誕生したタコライスはもともと店員の賄い食だったようですが、当時の円高により、それまで主な客であった米兵が外食を控えるようになったため、

タコミートを利用してタコスよりもボリュームがあり、コストパフォーマンスのよい新メニューとして考え出されたそうです。

(タコスとは、メキシコ料理およびアメリカ合衆国南西部の料理(テクス・メクス料理など)で、一種の軽食。タコライスのご飯が、とうもろこしの生地を平焼きにしたものに替わるもの)

今では大衆食堂、給食にもメニューが出るほどとても一般的なものとなっています。

さとうきび畑

4月 15, 2008

沖縄に来たことがある人ならば、一度はこの畑をみたことがあるはずです。

イネ科サトウキビ属の植物で、沖縄の特産品となっているさとうきび。方言では「ウージ」といいます。

砂糖の原料になる植物で、世界各地の熱帯、亜熱帯地域で広く栽培されています。

日本では沖縄をはじめ、奄美諸島、高知県、香川県など。

近年、原油高騰により燃料用エチルアルコールの需要急増で、砂糖も高騰傾向にあるようです。

現在の日本では法令上、自動車燃料での利用は、ガソリンに3%の混合が限界であり、

それ以上の混合率やアルコール単体の自動車での利用が認められていません。

しかし宮古島市、伊江村においてバイオマス燃料に対する実証実験が行われており、

この実験結果次第で、自動車用燃料におけるアルコール比率の規制緩和が期待されることになりそうです。

本島南部にある南城市知念字安座間にあります。

2000年にオープンした、新しい人工ビーチ。

「あざま」と読みます。

隣りには知念レジャー海洋センター、安座間港もあって、久高島やコマカ島への船も出ています。

駐車場、売店、更衣室など設備も充実しています。

入場料は無料ですが、駐車場は500円、トイレットペーパー100円、シャワー5分200円となっています。

芝生の広場やバスケットボールのリングもあるので、休日にはファミリーや地元人たちが大勢訪れます。

バーベキューエリアもあるので、これからのシーズンは昼夜問わず賑わうことでしょう。

安座間サンサンビーチの地図はこちら。

首里金城町の石畳

4月 12, 2008

首里城の近くに、金城町石畳という名称の道があります。

その名の通り石で敷き詰められた道なのですが、琉球石灰岩で造られた石畳となっています。

道の両側には昔ながらの赤瓦の家屋が多く、情緒あふれる散歩道は「日本の道百選」にも指定されています。

琉球王朝時代には、首里城から那覇港や南部方面へと通じる道路で、「真珠道」と呼ばれていました。

現在は、かろうじて戦火をまぬがれた約300mの石畳が残っています。

雰囲気は昔ながらの沖縄。眼下に首里の町を眺めることができるので、一度は通ってみたい散歩道となっていますが、結構急な坂道になっているので、雨の日などは注意した方が良さそうです。

ちなみに、NHK「ちゅらさん」に出てくる、那覇の古波蔵家はこの辺りだそうです。

沖縄そば

4月 8, 2008

沖縄そばは、「そば」と呼ぶものの蕎麦粉は使用されず、小麦粉100%の麺でかんすい(鹹水)を用います。

麺は一般に太めで和風のだしを用いるので、日本そばとは全く違ったそばとなっています。

起源は琉球王朝時代、中国から伝わったとされていますが、当時は一般家庭で食べられていたわけではなく、宮廷料理とされていたようです。

今では沖縄各地にたくさんの「おきなわそば屋」があります。一般の食堂やファミレスなどでもメニューに載っていることが多く、沖縄を訪れたことがある人なら一度は口にしたことがあるという、身近な琉球料理の一つ。

「宮古そば」、「八重山そば」、「やんばるそば」など、麺やだし・具材が地域によって多少変わったり、また同じ沖縄本島内でも店ごとに独自の沖縄そばを提供しているところも多いです。

観光ガイドで特集記事が載っていたり、沖縄そば専門の小冊子もあるので、沖縄そば屋を巡り、自分のお気に入りの店を見つけてもいいかもしれません。

沖尚、選抜優勝

4月 5, 2008

昨日の4月4日、記念すべき第80回選抜高校野球大会の決勝で沖縄尚学高校が9年ぶり2度目の優勝を飾りました。

初回から打線が好調で、9-0の圧勝。

最後の試合で一番いい出来の試合内容に、うちなーんちゅたちは安心して観ていられたことでしょう。

9年前の優勝時、エースナンバーをつけていた比嘉公也が今度は監督となり、県内では「9年前の再現」と前評判から高い期待感を寄せていました。

26歳の若さで選手達を導き、選手達もまた気負うことなく試合に臨むことができたそうです。

沖尚は初戦の2回戦で聖光学院(福島)に1-0、3回戦の明徳義塾(高知)に3-1、準々決勝では天理(奈良)に4-2、準決勝で東洋大姫路(兵庫)に4-2で決勝まで勝ち上がりました。

紫紺の優勝旗が再度海を渡ることに、県内では大盛り上がりで、一部の飲食店やスーパーなどでは優勝セールを行っているところもあるそうです。

首里城正殿

4月 2, 2008

那覇市首里にあり、かつての琉球王朝時代の沖縄県内最大の城(グスク)でした。

450年にも及ぶ王国の政治、、軍事、外交、文化の中心となっていましたが、1879年(明治12)春、首里城から国王が追放され「沖縄県」となった後、首里城は日本軍の駐屯地、各種の学校等に使われました。

それまでは国宝とされていた首里城は、1945年の沖縄戦と戦後の琉球大学建設により完全に破壊され、今ではわずかに城壁や建物の基礎などの一部が残っているだけだそうです。

2000年12月、『琉球王国のグスク及び関連遺産群』として世界遺産に登録されたのですが、登録は「首里城跡(しゅりじょうあと)」であり、復元された建物や城壁は世界遺産ではないことがミソです。

他の日本の城とは違い、首里城は中国の城の影響を大きく受けています。漆で朱塗りされているのもそのためで、各部の装飾には国王の象徴である龍もたくさん使われています。

正殿の前にある広場は「御庭(うなー)」と呼ばれ、様々な式典の会場に使われていたそうです。現在も琉球舞踊の上演や首里城祭などイベントが催されています。

首里城の地図はこちら。