「喜屋武埼(きゃんざき)灯台」は、元々、現在の位置より東に120mほど離れた位置にあったそうです。
大戦の後にアメリカが建てた「荒埼灯台」というものです。
しかし近海を航行する船舶から、光が弱くて見えないという苦情が相次ぎ、昭和47年6月に海上保安庁が現在の位置に建て直し、さらに昭和60年に改築したそうです。
高さ約15m。光が届く距離は約34km。
現在も、海上保安庁が管理し、航行の安全を守っています。
ちなみに私たちは普段、この一帯を「喜屋武岬」と呼んでいますが、灯台の名前が「喜屋武埼灯台」ということを知っている人は少ないようです。
灯台(喜屋武埼)の地図はこちら。
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沖縄県本島南部、糸満市に喜屋武(きゃん)岬があります。
沖縄本島最南の灯台で、東シナ海に面しています。
写真の右に写っているのが「平和の塔」ですが、ここになぜ、「平和の塔」があるのかというと・・・。
激戦となった沖縄の地上戦、住民たちは鉄砲の弾から逃れるために南へ、南へと追い込まれていきました。
最後には断崖絶壁の海しかなく、住民たちは次々と海へ身を投じたそうです。
その数はなんと1万人という多くの人々。
悲しい歴史を繰り返さないこと、御霊をなぐさめることとして昭和27年、「平和の塔」が建てられました。
実はこの「平和の塔」、昔は青くなかったようです。
なぜ青色になったのかは分かりませんが、元はコンクリート地の塔だったようです。
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沖縄県の特産品の一つ、「ドラゴンフルーツ」が収穫の時期を迎えています。
「ドラゴンフルーツ」は見た目はサボテンのようで、属性もサボテン科ヒモサボテン属です。
原産は南メキシコ、中央アメリカ諸国で、日本では沖縄や九州で栽培されています。
7月から11月までの時期に数回収穫されるようです。
果実の中身は主に赤と白があり、わずかな形の違いから見分けることができます。
ちなみに中身が赤の果実はほんのり甘く、白の果実はさっぱりした酸味のようです。
両者ともに種子ごと食べられるため、キウイフルーツのような食感。
栄養素は、アルプミン、アントシアン、ブドウ糖、リン酸、ポリフェノール、食物繊維、カロチン、カルシウム、鉄、ビタミンB1・B2・B3、ビタミンCなどで、美容に良いフルーツとして注目されています。
食べる際、中身が赤い果実は色素が非常に強く、服につくと洗っても落ちないようなので気をつけましょう。
「前浜農村公園」は、来間大橋の入り口の左わきにあります。
一見、公園には見えないですが、公園名と、平成7年3月に竣工という記念碑がありました。
ちなみに来間大橋の開通も平成7年3月です。
ちゃんと駐車場(車10台ほど収容)もあり、公衆トイレ、休憩所もあります。
車から降りて奥に進むと、穴場のようなビーチに出ることができます。
どうやら、トライアスロンで有名な「前浜ビーチ」と繋がっているようで、地元の人たちがたまにそこで泳ぐようです。
ビーチのすぐ脇には来間大橋のスタート地点。下から見る1km以上の大橋は圧巻です。
前浜農村公園の地図はこちら。
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今日は、東平安名崎にある、「マムヤの墓」を紹介します。
駐車場から歩いて灯台に向かう途中、左手に大きな岩のような、洞窟のようなものがあります。
これが「マムヤの墓」です。すぐ横には説明文もありました。
昔、マムヤという絶世の美女が野城按司と恋仲になりました。
しかし野城按司には妻子がいて、結局マムヤは捨てられることになり、按司の心変わりを嘆いたマムヤは平安名崎の絶壁から身を投じました。
悲嘆にくれたマムヤの母親が、「再び、この村に美人が生まれないように」と神に祈ったそうです。
いつ頃からか、この巨石がマムヤの霊を弔う「マムヤの墓」として言い伝えられるようになりました。
平成3年4月9日に、宮古島市の指定史跡となりました。
マムヤの墓の地図はこちら。
東平安名崎は宮古島の観光名所として有名です。
断崖絶壁、紺碧の海、春に咲くテッポウユリなど、見どころ満載ですが、今日は「灯台」を紹介します。
昭和42年に海上保安庁によって設置され、宮古島周辺を航行する船舶の海の標として活躍中です。
その灯台から発せられる白と赤の光。到達点は約33.3kmだそうです。
灯台には入ることができます。国内で、「展望を楽しめる」数少ない灯台の一つ。
入場料150円を払い、らせん状の階段を登ると目の前には大海原。
地上の高さからは約24m。海上からは43mだそうです。
日の出の名所でもあり、元旦には多くの人が訪れます。
らせん階段が急で狭く登りにくいかもしれませんが、体力のある人ならぜひ登ってみることをおすすめします。
灯台(東平安名崎)の地図はこちら。
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ジンジャーは、皆さんご存じの通りショウガのことですが、ジンジャーと呼ばれるのは主に食用にされているもの。
正式にはシュクシャ(和名)やガーランドリリー(英名)またはジンジャーリリーという名称を持っています。
ショウガ科の多年草で、夏の終わりから秋にかけて背高の花を咲かせ、初秋の香りの女王とも呼ばれているそうです。
花の色は白色が主で、オレンジや黄色は改良されて作られたもののようです。
インド原産で、江戸時代に薬用として持ち込まれました。
現在、ショウガは香辛料として多く使われている他、ジンジャーエール、生姜茶(センガンチャ)などの材料として、甘い味と合わせて用いる事も多いです。また、漢方薬としての役目を持っていて、発散作用、健胃作用、鎮吐作用があるとされます。
このように利用価値の高いショウガ(ジンジャー)ですが、植物として生えているところを見ても、ジンジャーだとわかる人は少ないようです。
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沖縄県内の中でも、各地方ごとに方言が少し違います。
「いらっしゃい」という意味の「ンミャーチ」は、空港でも見かけることができるので知っている人も多いはず。
写真の看板は、某ホテルの駐車場出口にありました。
「ありがとう」という意味の「タンディガータンディ」。
他にも「とっても」という意味の「ダイズ」、「どこいくの?」の「ウザンカイガ」、「ワッ」と驚いた時の「アガエッ」。
方言に加え、宮古地方独特の訛りもあるので、初めて聞いた人にとっては、どこかの国の言葉を話しているように聞こえるようです。
「アパラギ」という方言は、宮古地方では「美しい」という意味で、沖縄本島地方では「チュラ」と言います。
このように、少しどころか全く違う方言もありますので、比べてみると面白いかもしれません。
沖縄地方は梅雨明けです。
沖縄気象台が昨日28日に発表しました。
去年より11日遅れ、平年でも5日の遅れだそうです。
梅雨入りした5月18日から約1カ月半の梅雨期間で、各地方の降水量は那覇の582ミリが最も多いようです。
次いで名護の577ミリ、久米島で499ミリとなります。
沖縄はここ数日、昼間は青空が続き、真夏並みの暑さ。
本土は現在梅雨期間の真っ只中ですが、沖縄はひと足早い夏を迎えました。
沖縄の梅雨は平年5月上旬から6月下旬まで。
ちょうどこの時期が二十四節気の「小満」と「芒種」にあたり、沖縄ではこの雨期を「スーマンボースー」と呼んでいます。
宮古や八重山、与那国などで、夏の海岸沿いに見かけることができる「イリオモテアザミ」。
パッとみると可愛らしくてふわふわした花ですが、葉にトゲがあるので注意が必要です。
日本国内では宮崎や鹿児島などの九州地方、そして伊豆半島や紀伊半島などでもアザミの仲間をみることができるようです。
奄美大島から徳之島に分布しているアザミを「アマミンシマアザミ」、宮古島から与那国島に分布のものを「イリオモテアザミ」として区別します。
根が太くまっすぐに地中に伸びてゴボウに似ているため、西表島では「ハマゴボウ」と呼ばれます。
根っこの煎じ液は薬用になり、火傷・腫物・打身などに効くようです。
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