mihama.jpg沖縄本島の中部に位置する北谷町。その西側に埋立地、「美浜アメリカンビレッジ」があります。

空港から北向けに国道58号線を走らせると、北谷町に入り左手に見えてくるのはシンボルとなっている観覧車。

アメリカ西海岸の代表的な町の一つ・サンディエゴにあるショッピングモール街を参考に建設されたそうで、アメリカ西海岸の雰囲気を味わえます。

インポートマーケット、カジュアルショップ、アミューズメント、レストラン、カフェなどが数多くあり、若者に人気のスポット。

さらに夜になると観覧車がイルミネーションとなって輝き、夜景スポットとしても楽しめます。

ジャスコ北谷店、映画館、ホームセンター、ビーチ、ボーリング場も隣に併設されており、休日は多くの人で賑わいます。

美浜アメリカンビレッジの地図はこちら。

kankyo-nomori-fureai.jpg「南風原町新川にある「環境の杜ふれあい」は、地域コミュニティ、健康、環境との共生を考えた多機能の複合施設です。

岩盤浴、トレーニングルーム、体育館などレクリエーション施設が充実していて、休日になるとたくさんの人が訪れます。

生涯学習スクールも設けられており、内容は書道、ダンス、空手、三線、オカリナなど種類も様々。

ジムにはインストラクターもいるので、初めての人でも安心して利用できます。

体育館では、バスケットボールや講演会などが開催可能で、個人利用料金は大人150円。高校生100円。65歳以上の高齢者はなんと70円です。

また、近くに建設せれているごみ処理施設「那覇・南風原クリーンセンター」の余熱をお風呂やシャワーなどに利用したり、風力発電、ソーラーシステムなど、自然保護にも力を入れています。

休館日は毎週水曜日。利用時間は午前9時~午後9時。

環境の杜 ふれあいの地図はこちら。

higasimati-gajumaru-si-sa.jpg那覇市東町に、大きなシーサーの立体オブジェがあります。

がじゅまるの木で作り出されたシーサー。

道路のすぐ脇にあるので、車を走らせているとその迫力に圧倒されます。

耳が左右にちゃんとついていて、鼻もシーサー独特の大きなもの。口を大きく開けているところからすると、オスなのかもしれません。

すぐにシーサーだとわかるように作られている技術には感心しました。

道行く人の目を楽しませてくれます。

東町のがじゅまるシーサーの地図はこちら。

沖縄の自販機事情

11月 4, 2009

jihanki.jpg本土と比べて、沖縄には自動販売機が数多くあります。それは本土に比べて一人当たりの数が10倍以上の数だとか。

昔から沖縄は個人商店が多く、わざわざ遠くまで出かけなくても近所で買い物を済ますことができました。

これがひとつの要因ですが、もちろん暑い気候ということもあり、飲料がよく売れます。

そして沖縄の人口。全国に比べて若年層が多く、それに比例して内容量の多いもの、つまり350ミリリットルよりもロング缶の方がニーズ性があるのです。

ペットボトルよりもロング缶が売れている訳には、「買ったその場で飲む」から。

持ち歩くことは少なく、渇きをいやすためにすぐに飲む人が多いのだそうです。

もちろん持ち歩く人もいますが、あくまで沖縄はそういう傾向にある、ということです。

ちなみに沖縄の自販機で売っている飲料は110円です。15年ほど前は100円で買うことができました。

tokkurikiwata-hana.jpg沖縄地方はここ2日間、11月下旬並みの寒さでした。

そんな中、9月から徐々に咲き始める「トックリキワタ」の花。

濃いピンク色の花が、この秋1番の寒さを迎えた沖縄を色づかせます。

浦添の国道330号線などで車を走らせていると、トックリキワタの並木が目に入ってきます。

花が咲いているのはまだまだ数えるほどですが、これから12月にかけて満開の時期を迎えるようです。

トックリキワタが沖縄に入ってきたのは1963年。琉球政府の派遣医師として赴任先のボリビアから帰国した当間恵三氏によって種が持ち込まれたのが初めて。

それから1987年の「花の国際交流事業」にて、ブラジル、ボリビア、アルゼンチン、ペルーの県人会から寄贈されて広まったようです。

シーシ

10月 30, 2009

si-si.jpg新都心の沖縄県立博物館・美術館に行くと、建物の入り口を入る前に出迎えてくれるのが「シーシ」。

「シーサー」は守り神として有名ですが、「シーシ」は滅多に聞くことがありません。

昔、村落の出入口に魔除けとして置かれたものだそうですが。

元々、シルクロードの時代、西域ではライオンのことを「シ(SHE)」と読んでいたそうです。

中国で「獅子」という漢字が当てられ、この獅子の文字が沖縄に伝来し、シーサーあるいはシーシと沖縄風に発音されていると考えられていることから、「シーサー」と同じもの、と考えていいかもしれません。

実際「シーサー」のことを八重山諸島では「シーシ」と言うそうです。

台風20号接近中 2009

10月 25, 2009

taifu-20gou-2009.jpg沖縄では現在、台風20号の影響で雨風が強く吹き荒れています。

沖縄地方全体は強風域。大雨・波浪警報が発令中です。

中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30m。

1時間に20kmの速さで北東へ進み、明日の26日朝には南大東島の近くを通り、南大東島を暴風域に巻き込むとみられています。

外では時々、強風にあおられて雨が打ちつけています。

徳之島・奄美大島・沖縄那覇・久米島・宮古・石垣などの区間で、空の便が遅延や欠航になっています。

残波大獅子

10月 23, 2009

zanpa-kyodaisi-sa.jpg残波岬公園内に、巨大シーサーがビーチ方面を向いて堂々と存在を示しています。

このシーサーは「残波大獅子」といって、沖縄で最大のシーサー。およそ7~8mだそうです。

昭和60年に製作されましたが、劣化などにより修復されている模様。

この「残波大獅子」は、他のシーサーのように「守り神」として作られたわけではないそうです。

かつて中国と交易で栄えた読谷村。その国交を後世に伝えるために製作されました。

ビーチ方面の先には中国大陸。その方向を向いているのです。

大獅子のそばにある石碑には、「夢を語れ!ロマンを抱け!人々のしあわせ 平和のために」と刻まれています。

残波大獅子の地図はこちら。

taiki-monumento.jpg残波岬の遊歩道の途中、ある人物の像がありました。

これは、読谷村出身の泰期(たいき)という人物で、商売の神様といわれていた人だそうです。

泰期は14世紀後半、沖縄が琉球王朝時代の頃、中山王の命を受けて初の進貢使として中国に渡り、大交易時代の幕をあけた人物。

「読谷村の商工業の発展と地域活性の起爆剤」として、また、読谷村商工会35周年、村制100周年を記念して2008年11月に、この像を完成させました。

2009年6月には、第1回泰期まつりを開催。残波岬灯台が無料開放されました。

ちなみに泰期像は約180cmで中国福建省の方向を指さしています。

泰期の像の地図はこちら。

残波岬

10月 17, 2009

zanpamisaki.jpg「残波岬」は、沖縄本島中部に位置する読谷村にあり、東シナ海に面した岬です。

高さ30mの断崖が約2km続いていて、1945年4月1日、本格的な沖縄地上戦が始まったといわれる米軍上陸のスタート地点という歴史を持っています。

灯台の高さは30.61m。光の到達距離は18.0海里(約33km)だそうです。

2001年8月、地元の要望で一般公開。大人200円で上まで登ることができ、景観を楽しめるようになりました。

この日はあいにく曇りでしたが、晴れた日は紺碧の海の向こうに慶良間諸島が眺望できます。ダイビング、磯釣りのスポットとしても有名です。

周辺にはアダンやクサベトラの群落など亜熱帯沖縄を代表する海岸植物があり、散歩道も整備されているので、ちょっとした散歩も良いかもしれません。

残波岬の地図はこちら。