各地でサンシンの音色「サンシンの日」
3月4日は「さんしんの日」。
「さんしん」は「三線」と書く弦楽器で、昔から親しまれています。
ひとりでも多くの人にさんしんに触れてもらおうと1993年に初めて開催されました。
沖縄県内はもちろん、県外、海外など各地でさんしん愛好者が演奏を行います。
与那原町の東浜でも、演奏をしている団体がいました。前川本流一門会。
人々が向いている先には、民謡が彫られた石碑。
「さんしんの日」を記念しての奉納演奏会だったようです。
3月4日は「さんしんの日」。
「さんしん」は「三線」と書く弦楽器で、昔から親しまれています。
ひとりでも多くの人にさんしんに触れてもらおうと1993年に初めて開催されました。
沖縄県内はもちろん、県外、海外など各地でさんしん愛好者が演奏を行います。
与那原町の東浜でも、演奏をしている団体がいました。前川本流一門会。
人々が向いている先には、民謡が彫られた石碑。
「さんしんの日」を記念しての奉納演奏会だったようです。
今日は旧暦の1月16日。グソー(あの世)の正月といわれています。
沖縄では毎年この日になると、墓参りをしてお供え物をし、先祖供養を盛大にします。
宮古、八重山など離島で盛んに行われている行事ですが、里帰りできないなどの理由から、三重城の海岸では、故郷の島に向かい手を合わせる家族連れがたくさん訪れます。写真はその三重城の様子。
風が強く、また津波の懸念もありましたが、無事に16日祭を終えることができました。
今日は県立高校の卒業式と重なりましたが、石垣島では卒業式を延期。離島ではそれほど根強く残っている重大行事というわけです。
27日午前5時31分頃、沖縄本島近海でM6.9の地震が発生しました。
糸満市で震度5弱、那覇市や南風原町、西原町などで震度4。
気象庁によると、沖縄本島での震度5以上の地震は1911年の99年ぶりで、今朝の新聞でも一面トップで扱われています。
今回の地震は「横ずれ型」。津波の起こりにくい地震だそうですが、ニュースでも流れている通り、チリ地震の影響で沖縄県内全域にも一日中、津波警報が出されています。
沖縄は「地震が起こりにくい」という迷信がありますが、今回、未知の活断層の存在が懸念されており、県民の不安と関心は高まりそうです。
「クメノサクラ」は、日本のどの桜にも属さない桜とされています。
カンヒザクラが咲き終わった頃に、白い花を咲かせます。徐々にピンク色に変わっていくようです。
名前の通り久米島に自生していて、その数はごくわずか。
調査や保存を呼びかける団体もあります。
写真は本部(もとぶ)町伊豆味で咲いているのを撮りましたが、まだまだ花の数は少なく、開花時期はこれからのようです。
ソメイヨシノのように花びらがハラハラと落ちるので、沖縄ではなかなか味わえない風情が楽しめます。
「ちんすこう」は沖縄の伝統菓子の一つで、琉球王国時代から作られています。
小麦粉、砂糖、ラードを主原料としてクッキーのような味と感触。
今ではお土産にも人気の「ちんすこう」ですが、琉球王国時代は王朝の貴族や王族のみが祝い事などの時に食べるお菓子として珍重されていたそうです。
現在、「ちんすこう」は細長い長方形ですが、その昔は丸い形をしていたといわれています。写真にある「ちんすこう」は、丸い形をしたものです。
また、最近では紅いも、パイン、黒糖、塩味などの種類も豊富になりました。
沖縄には、たくさんの種類の泡盛がありますが、今日はその中の一つ、「菊の露」を紹介します。
「菊の露」に限らず、泡盛は米が原料となっています。
年間平均気温が23度の宮古島に酒造工場をもち、カルシウム・ミネラルが豊富といわれている島の水を使用。
「菊の露」という名前の由来は、中国の古い物語から。
『病に倒れた母親を看病する息子が、ある朝、庭の菊の花びらに降りた朝露を集めて飲ませたところ、病気が治ったという。』
そんな親子の絆、不老不死、長寿の酒であるという意味合いで命名されたそうです。
「ホームセンターさくもと」は、その名の通りホームセンターです。
株式会社佐久本工機の事業の一つで、家電製品、レジャー用品、園芸やペット用品まで取り扱っています。
本社は浦添市牧港。沖縄にしかないホームセンターです。
ホームページでは、園芸特集やオススメ商品、特売商品などの紹介をしています。
沖縄県各地域に店舗があり、南はとよみ店、北は名護店まであります。
ちなみに2008年の8月から、電子マネー「Edy(エディー)」が使えるようになったそうです。
近年、沖縄には移住者が増えていますが、「移住のための雑誌」ともいえる雑誌が数多く発行されています。
「沖縄スタイル」はそのうちの一つ。
沖縄の食文化、歴史、文化などの特集が毎回あり、移住のためのナビゲーター役をしています。
「沖縄スタイル」は現在で30号。
沖縄に行ったことがない人も、沖縄をもっと知りたいという人も、沖縄の魅力を満遍なく楽しめる雑誌です。
ちなみに次回からは定期刊行を休止し、不定期刊の雑誌として株式会社エイ出版社より刊行するそうです。
先日、「海の駅 あやはし館」について紹介しましたが、そのあやはし館の目の前に、一隻の船が展示されています。
船の名前は「隆福丸」。この「隆福丸」は、山原船の技法を取り入れた日本で数少ない木造船で、建造されたのは約50年前。
1970年代まで屋慶名(やけな)から宮城島への渡し船として人々の生活を支えていました。
現在は海中道路ができ、「隆福丸」は渡し船としての機能を失いましたが、うるま市やあやはし館の管理の下、保存されることになったのです。
HYのセカンドアルバムにはこの船のことを歌った「隆福丸」という曲が入っています。
ちなみにHYのボーカル、新里さんの祖父が使用していたようです。
今日14日は旧暦の正月にあたります。
沖縄は旧暦文化が強く、旧暦で行うイベントも多々ありますが、旧正月は特に糸満地域が根強く残っています。
今年は日曜日にあたりましたが、平日の年には糸満市内の学校が休みになるほど。
そんな糸満市にある糸満漁協では、毎年旧暦の正月になると、ウミンチュ(漁師)たちは港へ戻り、色鮮やかな大漁旗を漁船に飾り祝います。
航海安全と大漁を祈願するのだそうです。
各々の船の名前の旗や日本国旗が海風になびいていました。
この他、漁船には旧正月の3日間、米、酒、塩などを供えるそうです。