「泡瀬ビジュル」は、義正という在番役が、退職後に海面に浮かぶ霊石を見つけて持ち帰り、霊験あらかたなるビジュル神として祀りました。
島の西側礎のほとりに石祠を建てて安置し、信心したのがビジュル神信仰の始まりと言い伝えられています。
旧暦の9月9日には、ビジュル参りの例祭があり、無病息災、子安、子授けなどの祈願に参拝者が絶えないそうです。
「ビジュル」というのは、沖縄では信仰の対象とされる霊石のことで、多くは人形(ひとがた)をした自然石です。
「ビジュル」のほかに、古語としてのビンジルはじめ、ビンジリ、ビジリ、ビンジュル、ビジュンとも呼称されています。
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通称「シュガーホール」は、平成6年に南城市佐敷に開館しました。
正式名称は「南城文化センター・シュガーホール」といい、音楽の催しものを中心に芸術文化の振興が盛んに行われています。
県内唯一の音楽専用ホールとなっていて、町民の日常的なサークル等の活動拠点でもあります。
地域の学校の定期演奏会や、ピアノ演奏会、映画上映会、世界的有名な歌手のコンサートまで幅広く催されます。
客席数510席。駐車場200台収容。
南城市文化センター・シュガーホールの地図はこちら。
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「海邦公園」は、「新夢咲公園」と同じ、沖縄市海邦町の埋め立て地に出来た公園です。
「新夢咲公園」よりも県道85号線寄りで、西ふ頭側。
海岸沿いからは泡瀬漁港を望むことができます。
駐車場も広く、テニスコートや野球場が完備されています。
公園内は防風林としてモクマオウが植樹されていて、ベンチもあります。
休日には散歩道を散策する人も見られ、釣りのスポットでもあるようで釣り人も多いです。
地元の祭りも催されることもあるようです。
海邦公園の地図はこちら。
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「新夢咲」は、合成語で「ゆめさき」と読みます。
県民より公園名称を募集し、決定した名前です。
沖縄市海邦町の埋め立て地で、広い芝生の他に堤防で釣りなどを楽しむことができます。
場所は中城湾港(新港地区)の東ふ頭側。
沖縄県における物資の円滑な流通を確保するための、流通拠点として整備された地区で、昭和49年4月に重要港湾に指定されています。
周りは工業地域、港には船が行き来します。
先日停泊していた探査船「ちきゅう」は西ふ頭側に停泊していました。
新夢咲公園の地図はこちら。
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「ムラサキオモト」はメキシコ南部やアメリカに分布しています。
日本には江戸時代に渡来し、株姿がオモトに似ており、葉の裏が紫色になるところからムラサキオモトの名前が付けられました。
花は白色ですが、咲かない品種もあります。
子株がたくさん出て草丈が低い植物。
適温は20度前後で、寒さに弱いです。
漢字で書くと「紫万年青」。
観葉植物として人気があります。
葉裏の表皮細胞は、植物の生理実験材料として使われるそうです。
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「佐敷グスク」は南城市佐敷にあり、現在の南城市役所佐敷庁舎の裏山にあります。
城壁や石積などは残っておらず、神殿と整備された階段、歴史ある樹木など。
写真の階段を上がって行った頂上の「月代宮」がある場所が主郭。
この「月代宮」は、グスク内に尚巴志王統のお宮として昭和13年に建立されたそうです。
佐敷グスク自体は、14世紀に、琉球王国第一尚氏の祖・尚思紹・尚巴志父子が築城したものとされています。
佐敷グスクの地図はこちら。
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「トックリキワタ」の開花が始まっています。
県内ではあちこちに植えられた「トックリキワタ」が濃いピンク色の花を咲かせ始め、冬景色を彩っています。
スペイン語で、”Palo borracho”(酔っぱらいの樹)と呼ばれますが、これは樹の幹が膨らんで酔っ払いの腹のように見えることから由来しているそうです。
写真の「トックリキワタ」は膨らみが足りないようですが、大きいものでは直径1mほども膨らむそうです。
見ごろは11月中旬から12月にかけて。
幹はとげがあるので触る際には注意が必要です。
浦添の国道330号線や名護市の市役所近く、宜野座村の国道329号線など、他にも街路樹として見かけることは多く、またピンク色の花が目をひくので、見つけることは容易です。
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西原町にある「内間御殿」。
金丸(のちの尚円王)の旧宅跡に、没後百九十年を経たのちに建てられたそうです。
写真は内間御殿の中の東江御殿とよばれる建物。
これまで、元の建物の様子がわかる写真がありませんでしたが、2000年には写真が見つかり、復元、改修工事に取り掛かっている模様。
この後ろ側は、樹齢が何十年のガジュマルやフクギなどの植物がいくつも生い茂っていて、拝所、井戸などがあります。その雰囲気はまさに聖地。
内間御殿の地図はこちら。
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内間御殿(うちまうどぅん) はコメントを受け付けていません
現在、沖縄本島地方には暴風警報が発令中です。
10時20分には本島内の公立小中学校に下校指示が出されました。
台風14号は現在那覇市の南南東にあり、時速20kmで北北東へ進んでいます。
中心の気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45m、最大瞬間風速は60m。
まだ最接近ではないものの、雨風が強く、土砂災害や低地での浸水など厳重な警戒が必要な状況となっています。
沖縄本島と離島を結ぶ船便は全便欠航。
空の便も一部欠航となっています。
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台風14号接近中 はコメントを受け付けていません
先日紹介した「サガリバナ」の花が落ちた後の写真。
長さ30~50cm程度のヒモ状の花序がたくさん垂れ下がり、花を咲かせるため「サガリバナ」という名が付けられたそうです。
写真をよく見ると一つだけ残っている花がありました。
これから卵型の果実になります。
花が咲くのは夏の初め頃で、西表島などでは「サガリバナツアー」が催されます。
高さは15mほどにもなり、「内間御殿のサガリバナ」は推定樹齢470年以上とされるそうです。
あまり身近ではない植物ですが、読谷村や名護市でも祭りが催されるほどです。
夜に咲く花なので「幻の花」とも言われていますが、来年は咲いている花を紹介したいと思います。
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サガリバナの果実 はコメントを受け付けていません