ヤブニッケイ
常緑高木で、高さは15mほどになります。
葉は楕円形で艶があり、それほど厚くはないですが、ごわごわした質感で、何となく波打っていることが多いです。
似たような植物では、他にも「シバニッケイ」や「マルバニッケイ」との雑種らしいものがあるようです。
日本では、沖縄に限らず、九州、四国、本州(福島以南)で分布しています。
乾燥に強く、海岸近くから低地の森林によく見かけることができるようです。
材は庭木、建築材、器具材として利用され、種子からは香油を取ることができます。
常緑高木で、高さは15mほどになります。
葉は楕円形で艶があり、それほど厚くはないですが、ごわごわした質感で、何となく波打っていることが多いです。
似たような植物では、他にも「シバニッケイ」や「マルバニッケイ」との雑種らしいものがあるようです。
日本では、沖縄に限らず、九州、四国、本州(福島以南)で分布しています。
乾燥に強く、海岸近くから低地の森林によく見かけることができるようです。
材は庭木、建築材、器具材として利用され、種子からは香油を取ることができます。
街だけでなく住宅でもイルミネーションの飾りをつけて、道行く人の目を楽しませてくれる家もあります。
写真は豊見城市。平和台という地区の家です。
屋根に大きな星、サンタクロースに扮したミッキーマウスなど。
住宅街のイルミネーションも、この時期にはちょっとした観光スポットになるようです。
沖縄電力は、毎年イルミネーション大賞などを開催し、新聞紙上で発表しています。
「アデク」は那覇近辺ではあまり見かけませんが、ヤンバルなどではあちこちで見かけることができます。
これは、那覇近辺はアルカリ土壌で、「アデク」は酸性土壌を好むためだそうです。
フトモモ科の常緑中木で、高さは10mほど。
開花時期は5月~7月。
日本では九州南部、沖縄県に自生します。
樹皮は赤褐色、葉は光沢があり、やや小さめ。
方言名は「アリク」というそうです。
形が良いので、庭木の他、盆栽などにも利用されます。
「テリハボク」は、あまりなじみのない木ですが、世界の熱帯・亜熱帯地域に自生し、日本では南西諸島や小笠原諸島に自生しています。
原産地はマダガスカル。
成長は遅く、高さは10mから高いものでは20mにもなるそうです。
細めの木に見えますが、材質が硬くて強いので、家屋や舟などの材料にも用いられます。
また、フクギと並んで海岸の暴風保安林や潮害防備保安林として活用されます。
種子からは油が採れますが、食用にはなりません。
外用薬や化粧品原料に使われたり、灯火用にもされ、現在はバイオディーゼル燃料に適するとして利用価値が高まっているようです。
方言名は「ヤラウ」というそうです。
濃い深緑色で独特な香りのあるオイルは、湿疹、吹き出物、乾癬などのあらゆる皮膚疾患に効くといわれ、特に火傷や切り傷などには抜群の効果があるといわれています。
池に浮かぶ島につくられた六角形のあずまやです。
『六角堂は、1916(大正5)年以後!
六角堂については、明治時代までは四角の入母屋づくりの建物であったことが、写真資料からわかっていますが、一体いつから「六角」になったのか、よくわかっていません。このほど、大正5年4月29日(土)付けの琉球新報記事から、その時点までは「四角」であったことが確認できました。』
屋根の形や瓦を黒く色づけているところが、中国的な趣を感じます。
「六角堂」のある島へは、琉球石灰岩でつくられたアーチ橋が架けられています。
巧みな曲線で作られた、琉球石灰岩の「あいかた積み」となっています。
井戸口の上には泉をたたえた二つの碑が建てられています。
向かって右側は、1800年、尚温王の冊封正使趙文揩が題した「育徳泉碑」。
左側は、1838年、尚育王の冊封正使林鴻年が題した「甘醴延齢碑」。
もとの碑は戦災を受けて一部が破損したため、現在の碑は1980年に復元されました。
「育徳泉」は、淡水藻「シマチスジノリ」の発生地として、国の天然記念物にも指定されています。
「識名園」は、琉球王家最大の別邸で、国王一家の保養や外国使臣の接待などに利用されました。
18世紀の終わりごろに作られたと言われています。
「識名園」は、池の周りを歩きながら楽しむ「廻遊式庭園」になっています。
写真の右手前の「六角堂」は中国風あずま屋で、アーチ橋で繋がっています。
池の周りを琉球石灰岩で積んだりと、琉球独特の風景にもなっています。
1941年に国の名勝に指定されましたが、大戦により破壊され、約20年の月日を持って整備。
1976年に再び国の名勝の指定を受けることができました。
2000年には特別名勝に指定され、さらにユネスコの世界遺産に登録されました。
「那覇市」は、沖縄県本島にある都市で、沖縄県県庁所在地となっています。
写真の奥に白い建物の県庁が見えます。
面積は、全国都道府県庁所在地の中で新宿区を除いて最も小さいです。
総人口は、9月末時点で31万9千人を超えています。
空港、港も那覇市内にあり、「国際通り」や「首里城」、「新都心」など観光地も多いため、観光客は必ず訪れる市。
「那覇(なは)」の語源は、漁場を表す「なふぁ」からきているそうです。
7月8日は「那覇の日」と制定されていて、「那覇市歌」もあるようです。
「金城ダム」は那覇市首里の弁ヶ岳を源とする安里川に建設された洪水調節のためのダムです。
安里川は、中流から河口にいたる川幅が非常に狭いため、大雨のたびに氾濫し、多くの被害をあたえてきました。
しかし安里川の周辺には民家が密集しているため、川幅を広げる工事を行うことは困難な状況となっていました。
そのため、安里川の洪水氾濫を防止する抜本的対策として、上流にダムを建設して洪水調節を行う経緯となったのです。
平成12年に完成した「金城ダム」は、現在地元の人の憩いの場となっています。
「首里文化祭」は毎年文化の日に行われる、首里地区一帯のお祭りで、沖縄三大祭りの一つと言われています。
道路は歩行者天国となり、幾つかの地点で青年団、婦人会、子ども会等の旗頭、琉球舞踊、エイサー、空手などの伝統芸能の演舞などが披露されます。
写真は首里鳥堀青年会の旗頭演舞風景です。
灯篭(トゥールー)の菖蒲(ショウブ)は「優しさ・忍耐・信頼」という意味を持ち、デザインは戦前の旗頭をモチーフに復元したものだそうです。
旗字の「武勇」は先人達が常に勇ましく、果敢であった姿を受け継ぎ、伝えていこうという思いが込められているそうです。
全長9m、重量60kgの旗を十数人の旗持ちで交代しながら舞いを披露します。