宮古そば

5月 20, 2009

miyakosoba.jpg「沖縄そば」は有名ですが、沖縄には離島ならではの地方そばも味わいがあります。

その中の一つ「宮古そば」。

基本的に、「沖縄そば」の中の「宮古そば」ということになります。

そば粉ではなく、小麦粉100%使用するところは、沖縄そばも宮古そばもその他の地方のそばも同じ。

沖縄本島の麺が、やや平べったいのに対して、離島はやや細めです。

他にもだしのとり方や麺の打ち方にも、地方の違いが現れるようです。

また店によっても、麺にヨモギを練りこんでいたり、だしは濃いめとあっさりを選べるなど、それぞれの独自の売りを出していて、今では、数えるとキリがないくらい、たくさんの種類の沖縄そばが存在します。

tabao-saibai-miyako.jpg宮古島では、サトウキビに続いて葉タバコの葉の栽培が盛んです。

宮古全体の栽培面積は約633ヘクタール、168戸の農家が葉タバコ栽培を手がけているそうで、車を走らせていてもあちらこちらの畑で、よく見かけることができます。

苗がハウスで作られ、2月中旬頃に畑に植えられます。

写真の葉タバコはかなり大きく成長し、時々ピンク色の可愛らしい花が咲いているのを見ることができました。

葉に栄養を充分に行き渡らせるため、花は摘み取ってしまうようですが。

どうやら4月から今の時期は収穫の時期のようです。

分煙・禁煙を掲げる都心部などが最近多くなってきましたが、葉タバコ栽培は宮古島の人々の生活に根付いているようです。

iwasakikusazemi.jpgGW真っ只中、沖縄は暑い陽射しが続いています。

宮古島では、国内最小のセミ、イワサキクサゼミの鳴き声があちらこちらで聞こえてきます。

毎年、3月~4月頃から鳴き始めるのが、今年は平年よりも暖かく、1月頃から鳴いているそうです。

イワサキクサゼミの体長は約2センチ。全身黒で金色の微毛。腹部はオレンジ色。翅の脈は緑または黄緑。

沖縄本島、宮古島、八重山諸島に分布していて、「クサゼミ」という名の通り、ススキ、サトウキビなどの葉にとまり葉脈から汁を吸います。

サトウキビの害虫として知られているようです。

樹木ではなく、草むらなどで、盛んに高い声で「ジー」と鳴くので、「セミ」だと気づきにくいです。

senaga-supo-tusenta-.jpg瀬長島入り口から奥へ進んでいくと、右手にビーチ、左手にスポーツパークがあります。

といっても、バッティングセンターやピッチャーマシーン、ゲームセンターというくらいですが。

タコスのお店やブルーシールアイスクリームなど飲食店も併設しているので、飛行機の空き時間に遊ぶ程度では充分ではないでしょうか。

駐車場もトイレも完備されています。

今年1月には、競馬関連会社が、バッティングセンターの隣に場外馬券所の計画を発表しました。

しかし、豊見城市は一貫して反対の姿勢をとっているようです。

瀬長島スポーツパークの地図はこちら。

瀬長島には物産センターがあります。

平成18年にオープンした「豊見城市空の駅瀬長島物産センター」。

那覇空港に着陸する飛行機がよく見えることから「空の駅」と名付けられた道の駅です。

豊見城市の特産品であるウージ(サトウキビ)染めの展示・販売を行っています。

ギャラリーでは、予約が必要ですが、ウージ染めの体験もできるようです。

営業時間は10時~18時。定休日は月曜日。

那覇空港より車で10分ほどなので、時間が余ったときに寄ってみるのもいいでしょう。

豊見城市空の駅瀬長島物産センターの地図はこちら。

瀬長島入り口

4月 8, 2009

空港から近い場所に瀬長島というスポットがあります。

空港に隣接しているので、離着陸の飛行機を真下から見ることができます。

飛行機の大きな音と、迫ってくる巨大な機体はとても近くて迫力満点。

それ目当てで来る人も少なくないようです。

以前は、まさに離島への道というイメージだった瀬長島の入り口は、整備されて立派に生まれ変わり、観光客、地元客がより足を伸ばしやすい環境となりました。

沿道にはタコノキが植えられて、沖縄らしい風景です。

瀬長島入り口の脇には、アウトレットモール「あしびな~」へ続く橋が架けられました。

瀬長島入り口の地図はこちら。

美南海橋

4月 2, 2009

「美しい、南の、海」と書いて美南海橋。

宮古島のトゥリバー地区出入り口にかかっている橋の名前です。

おそらく「みなみ」と読むのでしょう。最近の子供の名前のように当て字です。

トゥリバー地区とは宮古島の埋立地のことで、毎年宮古島ロックフェスティバルが催される場所ですが、ただいま開発の真っ最中。

海と道と空しか無いような所です。

リゾートホテルなどの建設計画もあり、今後、「美しい、南の、海」の橋という名前が名前だけにならないように自然を守りたいものです。

美南海橋の地図はこちら。

裁判所には、最高裁判所、高等裁判所、地方裁判所、家庭裁判所、簡易裁判所がありますよね。

沖縄県内の裁判は、主に那覇地方裁判所・那覇地方家庭裁判所(那覇市)で行いますが、もちろん離島にも裁判所はあります。

ここでは宮古島市で起こった合議事件、少年事件、検察審査会などが行われ、行政事件などは取り扱っていません。

那覇地方裁判所・那覇家庭裁判所は平良支部の他に、沖縄支部(沖縄市)、名護支部(名護市)、離島では石垣支部(石垣市)にそれぞれ支部を持っています。

宜野湾市の交通裁判総合庁舎にも沖縄簡裁の分室があるようです。

日常生活ではあまり関わりの無いところですが、知っていても損は無いはずです。

ちなみに、高等裁判所は福岡に本庁がある「福岡高等裁判所」の、那覇支部ということになります。

ややこしいです。

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リュウキュウマツは、沖縄県の県木に指定されていまうす。

別名、リュウキュウアカマツ。琉球時代に植樹されたそうです。

名前の通り、マツ科の針葉樹で、その姿形は沖縄の青い海とマッチします。

写真は離島の展望台で撮ったもの。

高いものになると,25メートルもの高さに成長するようです。

松食い虫の被害や、パイン産業の勃興により山地が開墾され、松が

枯死したものも非常に多いことから、年々減少してきているともいわれています。

今帰仁村や久米島、伊平屋島の並木が有名です。

伊計大橋

10月 2, 2008

うるま市の海中道路を走り抜け、平安座島、宮城島を通り過ぎると、伊計島へとかかる橋に着きます。

赤い橋なのですぐわかると思います。

沖縄の青い海を眼下に、アーチ型の赤い橋が映えます。

その橋を渡ると伊計島。そしてそのまま車を走らせると、すぐに伊計ビーチに着きます。

伊計大橋は、赤い橋で有名ですが、実は県道10号線ということはあまり知られていないようです。

昭和57年、宮城島と伊計島を結ぶ「伊計大橋」が開通しましたが、当時はまだ与那城村道でした。

ちなみに伊計大橋を含む県道10号線は、沖縄本島内の主要地方道では唯一同一市町村内のみの区間だそうです。

伊計大橋の地図はこちら。

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