カママ嶺公園
「カママ嶺公園」は、宮古島市平良の小高い丘にあります。
平坦な地形で有名な宮古島ですが、ここからは平良市が一望できるという数少ない場所。
自然が多くて芝生も整備されています。
若干言いにくい公園名ですが、方言での言い方だと、「嶺」が「ンミ」となり、「カママンミ」となります。
遊具も多少ながらあり、市民の憩いの広場として休日には地元の人がのんびり過ごしています。
展望台もあり、夜景や夕日を見に訪れる人は少なくありません。
市営球場やテニスコートも備えられています。
「カママ嶺公園」は、宮古島市平良の小高い丘にあります。
平坦な地形で有名な宮古島ですが、ここからは平良市が一望できるという数少ない場所。
自然が多くて芝生も整備されています。
若干言いにくい公園名ですが、方言での言い方だと、「嶺」が「ンミ」となり、「カママンミ」となります。
遊具も多少ながらあり、市民の憩いの広場として休日には地元の人がのんびり過ごしています。
展望台もあり、夜景や夕日を見に訪れる人は少なくありません。
市営球場やテニスコートも備えられています。
「前浜農村公園」は、来間大橋の入り口の左わきにあります。
一見、公園には見えないですが、公園名と、平成7年3月に竣工という記念碑がありました。
ちなみに来間大橋の開通も平成7年3月です。
ちゃんと駐車場(車10台ほど収容)もあり、公衆トイレ、休憩所もあります。
車から降りて奥に進むと、穴場のようなビーチに出ることができます。
どうやら、トライアスロンで有名な「前浜ビーチ」と繋がっているようで、地元の人たちがたまにそこで泳ぐようです。
ビーチのすぐ脇には来間大橋のスタート地点。下から見る1km以上の大橋は圧巻です。
今日は、東平安名崎にある、「マムヤの墓」を紹介します。
駐車場から歩いて灯台に向かう途中、左手に大きな岩のような、洞窟のようなものがあります。
これが「マムヤの墓」です。すぐ横には説明文もありました。
昔、マムヤという絶世の美女が野城按司と恋仲になりました。
しかし野城按司には妻子がいて、結局マムヤは捨てられることになり、按司の心変わりを嘆いたマムヤは平安名崎の絶壁から身を投じました。
悲嘆にくれたマムヤの母親が、「再び、この村に美人が生まれないように」と神に祈ったそうです。
いつ頃からか、この巨石がマムヤの霊を弔う「マムヤの墓」として言い伝えられるようになりました。
平成3年4月9日に、宮古島市の指定史跡となりました。
東平安名崎は宮古島の観光名所として有名です。
断崖絶壁、紺碧の海、春に咲くテッポウユリなど、見どころ満載ですが、今日は「灯台」を紹介します。
昭和42年に海上保安庁によって設置され、宮古島周辺を航行する船舶の海の標として活躍中です。
その灯台から発せられる白と赤の光。到達点は約33.3kmだそうです。
灯台には入ることができます。国内で、「展望を楽しめる」数少ない灯台の一つ。
入場料150円を払い、らせん状の階段を登ると目の前には大海原。
地上の高さからは約24m。海上からは43mだそうです。
日の出の名所でもあり、元旦には多くの人が訪れます。
らせん階段が急で狭く登りにくいかもしれませんが、体力のある人ならぜひ登ってみることをおすすめします。
沖縄県内の中でも、各地方ごとに方言が少し違います。
「いらっしゃい」という意味の「ンミャーチ」は、空港でも見かけることができるので知っている人も多いはず。
写真の看板は、某ホテルの駐車場出口にありました。
「ありがとう」という意味の「タンディガータンディ」。
他にも「とっても」という意味の「ダイズ」、「どこいくの?」の「ウザンカイガ」、「ワッ」と驚いた時の「アガエッ」。
方言に加え、宮古地方独特の訛りもあるので、初めて聞いた人にとっては、どこかの国の言葉を話しているように聞こえるようです。
「アパラギ」という方言は、宮古地方では「美しい」という意味で、沖縄本島地方では「チュラ」と言います。
このように、少しどころか全く違う方言もありますので、比べてみると面白いかもしれません。
1609年、薩摩の琉球侵略により、琉球王府は財政に苦しみ、その対策として宮古・八重山の両地方に限り1637年から人頭税を課すことにしました。
15歳で背丈がこの写真の石(143cm)以上になると、男は主に粟、女は上布を納めるよう義務づけられたのです。
それが「人頭税」で、課税の基準となる石が「人頭税石(じんとうぜいせき)」。
村の収穫量・身分・性別・年齢によって、税の細かい等級が決められ、人頭税の負担は、地位が低い者に多く割り振られるようになって、厳しい税となり、身分や社会的地位によっては重い負担となったそうです。
その後、明治時代になり琉球処分が行われた後も続いていましたが、廃止運動によって1903年に廃止されました。
人頭税石は宮古島平良字荷川取にあり、長い間人々を苦しめた悪税として今も伝承されています。
ガジュマルの木は、世界に800種類ほどだといわれています。
ここ沖縄でも、どこでも見られる熱帯植物として代表的な存在です。
写真は宮古島の某ホテルの庭園らしき場所。
きれいに手入れされていて、見た目にも涼しげです。
ガジュマルの幹は分岐していて、垂れ下がる気根がさらに自分の幹や枝にからみつき、まるでガジュマルにツル科の植物が巻きついているように見えます。
防風林、防潮樹、街路樹、生垣として、材は細工物として利用される他、沖縄では燃やした灰で灰汁をつくり、沖縄そばの麺の製造に用いられることもあります。
今や沖縄県民にとって身近な樹木です。
地球温暖化対策で、石油の代替燃料としてサトウキビが注目されていました。
実際、環境省と「りゅうせき」(石油会社)がE3事業を行っており、サトウキビが島の大部分を占める宮古島市が協力しているそうです。
写真の給油所は「E3燃料専用給油所」という看板があり、一見しただけでも普通の給油所と違うことが分かります。
「E3」とは、サトウキビの廃棄物から「バイオエタノール」を製造し、ガソリンに3%混合した新しい燃料のこと。
温暖化対策として有望な燃料ですが、一方で石油連盟が、「ガソリンとの混合の過程で、水などの不純物が混入したりして、エンジンそのものや排ガスの環境への影響が懸念される」ことや製造物責任の問題などの理由で、E3に混入するガソリンの供給を拒否。
前途洋洋とはいかないようです。
保良川(ぼらがー)ビーチは宮古島市城辺(ぐすくべ)にあります。
隣接された「海宝館」の脇がビーチへの入り口となっており、写真はそこから撮ったもの。
急な坂を降り、断崖絶壁に囲まれたビーチはまるでプライベートビーチのようで、深緑と紺碧の色に癒される人も多いでしょう。
民間の業者が運営する「保良泉ビーチ・パーク」が併設されていて、食べ物・飲み物も充実。プールは500円で入場することができます。
また、シーカヤックやダイビングの体験など遊びも充実しているので、シーズン中でなくても保良川の海を満喫できることでしょう。
東平安名崎の近く、宮古島市城辺に海宝館はあります。
宮古島、そして沖縄に限らず世界各地から集められた「貝」の博物資料館。
観覧料金は大人500円、小人300円で、子供がすっぽり入りそうな世界最大級のオオジャコガイをはじめ、南国でしか採取できない貝、貨幣に使われた貝など、たくさんの貝が展示されています。
キラキラ光る貝のアクセサリーも多数販売していますが、自分でオリジナルを作るコーナーもあり、子供だけでなく大人も楽しめる物づくり体験が人気です。
隣にはレストランもオープンしていて、本物の貝に盛られた料理や、宮古島ならではの特産品を味わうことができます。