薩摩藩が1069年に琉球王国を侵略してから、宮古・石垣には「人頭税」が施行されていました。
「人頭税」は廃藩置県がしかれた後も「旧慣温存」という政策で計約200年以上続き、農民たちを苦しめました。
そこで福里出身の西里蒲、保良出身の平良真牛、那覇出身の城間盛安、新潟出身の中村十作の4人が先駆者となり、人頭税廃止にこぎつけました。
この顕彰碑は、四氏の顕彰をたたえ、城辺町に建立されました。
(旧の城辺町町役場の前。)
実際に四氏がした運動は、東京へ出向き、各新聞社で宮古の実状を話したり、国会に直接請願したりしたものです。
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宮古島の平良・狩俣集落南西の海岸線に、「健康ふれあいランド公園」があります。
平成21年10月に完成しました。
公園には東屋や遊具、レクレーション広場、トイレ、シャワー室も完備していて、休日には家族連れで賑わいます。
総事業費は約8億円だそうで、海岸沿いにウッドデッキが長々と続き、フラワー迷路、健康遊具など、一日中いても飽きない、新しいスポットとなっています。
大型バス駐車場が完備されていて、遠足などにも最適です。
海中公園が隣接しています。
健康ふれあいランド公園の地図はこちら。
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宮古島の塩といえば「雪塩」が有名です。
普通の塩よりもパウダー状になっています。
宮古島はサンゴが隆起してできたと言われていて、琉球石灰岩と呼ばれる地層が島の下にあるのが特徴です。
硬い岩でありながらも無数の穴があいているスポンジのような構造。
天然の「ろ過装置」である琉球石灰岩を海水が通ることにより、不純物を取り除くと同時にサンゴの持つカルシウムが溶け出した地下海水となります。
そんな恵まれた宮古島の海からでしかとれないのが「雪塩」です。
「雪塩にはナトリウムをはじめ、マグネシウム、カルシウム、カリウムほか18種類の成分が検出されています。
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宮古島にある、小高い丘2つ。
「おっぱい山」という、誰が付けたか分かりませんが、地元の人がこのスポットを紹介するときは、必ずこの呼び方になります。
この「おっぱい山」には伝説も存在しています。
昔大男が天秤をかついでこの場所で休憩していて、居眠りをしていて寝過ごしてしまった様で、慌てたために天秤を忘れてこの場所に置いたまま行ってしまったんで、こうして2つの山になって残ってるそうです。
ちなみに「おっぱい山」は琉球石灰岩からなる2つの円錐丘(円錐カルスト)で、道はなく、草をかきわけて登るそうです。
城辺(ぐすくべ)の福里交差点を皆福方面に進むと、左側に見えてきます。
おっぱい山の地図はこちら。
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宮古島で、車体に「ECO taxi」と書かれたタクシーを見かけました。
見た目は未来の警察車のよう。車種はプリウスでした。
宮古島市は、環境に良いバイオディーゼル車、またはハイブリッド車で温暖化防止に気を配りながら 「エコアイランド宮古島」の島内観光を推奨しているようです。
宮古島を知り尽くしたベテランドライバーが運転します。
時間や車の大きさによって料金が変わります。
ちなみに「バイオディーゼル」は、化石燃料の代替燃料として、原料が菜種油、ひまわり油、大豆油などの植物で、燃焼させても二酸化炭素を発生させることはありません。
地球の自然の中で繰り返し使えるエネルギーです。
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「保良漁港」は宮古島市保良にあります。
観光名所で有名な「東平安名崎」の駐車場から、灯台に向かって左側(海側)に下る坂道があります。
「東平安名崎」が上から見る景色に対して、「保良漁港」は下から崖を見上げます。
漁港のすぐ隣に白浜がありますが、岩が多く、泳ぐのにはあまり向いていないかもしれません。
しかし、地元の子供たちが遊んでいる姿も時々見かけます。
港の海は船が通るために急激に深くなっている部分があるので厳重に注意することです。
保良漁港の地図はこちら。
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沖縄県宮古島市は、本島とは一味違ったイントネーションや方言を使用し、宮古島の人が話せばすぐに宮古島出身と分かるほど。
今日はそんな宮古島市の代表的な方言を紹介します。
宮古空港の到着ロビーに「んみゃーち」と書かれたのぼりがあります。
「んみゃーち」は、宮古島の方言で「いらっしゃい」「ようこそ」という意味。
本島では同じ意味では「めんそーれ」なので、違いがはっきりわかります。
ちなみに八重山地方だと「おーりとーり」と全く違う言葉になります。
宮古島には「ん」から始まる方言がいくつもあるので、しりとりが終わらないといいます。
「ん」から始まる方言は、「んま」=「おばあさん」、「んざんかいが」=「どこ行くの?」など。
よく聞く宮古方言は「ずみ」=「最高」、「だいず」=「とっても」、「たんでぃがーたんでぃ」=「ありがとう」。
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「宮古島市総合博物館」は、宮古島市東仲宗根添にある博物館。
宮古島の自然と歴史風土に関する資料を展示しています。
植物に関する資料や、祭りや伝統芸能など独特の風習を持つ宮古島の文化、歴史などをビデオや人形、ジオラマなどで紹介しています。
入館時間は9:00~16:30 (入館は16:00まで)。
休館日は月曜日ですが、祝日の場合は翌日となります。
大人300円、大学・高校生200円、小・中学生100円。団体割引もあります。
宮古島市総合博物館の地図はこちら。
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宮古島には、古くからの伝統として奇祭「パーントゥ・プナハ」があるのが有名です。
パーントゥは宮古方言で妖怪、プナハは祈願祭という意味です。
国指定重要無形民俗文化財となっていて、毎年催されます。
旧暦9月、全身泥まみれの奇妙な格好をした3匹の「パーントゥ」という神様が集落に現れ、人々、家、車に泥を塗りまくる、奇祭。
泥を塗られたら「無病息災」。
縁起の良い泥ですが、奇抜な姿形から鬼ごっこのように人々は「パーントゥ」から逃げ出します。
宮古島の北はずれの海岸に、異様な形相をした木製の面が流れ着いたことから始まりました。
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「貝類化石密集岩」は、その名の通り、貝類が化石となって密集している岩のこと。
宮古島市総合博物館の入り口に展示されていました。
幅2.9m、高さ1.9m、重さは約3トンもあるそうです。
時代は約200万年前~400万年前。
地層は、島尻層群大神島層の砂岩層。
含まれている化石は、二枚貝類(ザルガイ、アルスダレガイ)、巻貝(ハシナガソデガイ、イトマキボラ、イモガイ)、ツノガイ類(ツノガイ)、生痕(カニ類、ジャコ類)など。
宮古島近海では、昔から貝類が豊富であることが見てわかります。
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