名護にある飲食店にこのシーサーはいます。
やんばるの景色を一望できる庭があり、その真ん中に、まるでベンチに座ってゆんたく(おしゃべり)をしているかのようなシーサーたち。
思わずこっちまで笑ってしまいそうな満面の笑顔です。
最近の沖縄では、このように飲食店でおもしろシーサーを見つけることができます。
昔ながらの迫力満点のシーサーもカッコいいですが、遊び心を加えたシーサーも時には心を癒してくれます。
赤茶色のシーサーと、緑色の草花たちがまたうまい具合にマッチしているんです。
とあるそば屋でこんなシーサーに出くわしました。
宮古島にある有名なそば屋で、観光客、地元人でほとんど満席状態。
入り口にはこんなシーサーが迎えてくれます。
大きな口を開けて、まるで「めんそ~れ」と言っているよう。
宮古なので「んみゃーち」ですね。
ご存知の方も多いはずですが、シーサーには魔除けの意が込められています。最近では魔除けに限らず可愛いシーサー、お洒落なシーサーなどインテリアとしても利用できるものが増えてきています。
小さいながらも、一役も二役も買っているシーサーでした。
沖縄県本島にある浦添市に、てだこホールはあります。
浦添市における学習・文化・交流の拠点となる施設として、市民が文化振興を推進していく劇場・ホール・のあり方を探求し、これまでの鑑賞型スタイルから脱皮した市民参加型の市民会館。
2007年4月にオープンし、公募により名前が決まりました。
壁にあるデザインはシーサーです。
中身は千人収容の大ホールを擁し、てだこまつりをはじめ、様々なコンサートやイベントが行われています。
「てだこ」とは、本来「太陽」という意味になりますが、「てだこの街」というように「浦添市」の代名詞で多く使われています。
ホールには、災害時に緊急の物資補給が必要な場合に無償で飲料を提供する自動販売機「緊急時飲料提供ベンダー」が設置されています。
てだこホールの地図はこちら。
浦添市美術館の隣りにあります。
とあるそば屋の入り口に、こんなシーサーが置いてありました。
一匹はサングラスをかけてちょっと前のチョイワル親父、
ではなく、チョイワルシーサー。
もう一匹は舌を出してあかんべぇをしています。
普通ならこんな「出迎え」は考えられませんが、
プッと吹き出してしまうのは何故でしょう。
奥にある小さいシーサー君も二匹に負けじと口を大きく開けて威嚇しています。
こんなシーサーがいたら、マジムン(魔物)も思わず笑ってしまうのでは???