国頭地区をドライブしていると、野原にシーサーがポツンとペアでたたずんでいました。
周りには何もなく、雑草が生い茂る中のシーサー。
車の中からすぐに見つけることができますが、あり得ない場所にいるので一瞬目を疑います。
シーサーは、大抵、建物の門や屋根、村落の高台などに据え付けられ、家や人、村に災いをもたらす悪霊を追い払う魔除けの意味を持っています。
このシーサーの後ろには草木、そしてビーチというよりも海岸しかありません。
何を守っているのか、ただ置かれただけなのか、不思議な存在でした。
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勝ちゃん |
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那覇空港の郵便局前にポストがあります。
そのポストの上に大きなシーサーが堂々と鎮座していました。
ポストも白色と珍しいのですが、「郵便は世界を結ぶ」と記されていました。
実はこのポストは、1982年の本土復帰10周年を記念して那覇市の国際通りに置かれたもの。
シーサーづくりの第一人者、故・島常賀さんが作ったものです。
2004年、区画整理のため一時撤去されていましたが、沖縄の玄関口「那覇空港」に移されました。
最近のお土産屋さんでよく見かけるシーサーは、可愛らしい顔をしていたり、エイサーの格好をしていたり、おそば屋さんなどでは沖縄そばを食べているシーサーもよく見かけるようになりました。
空港で人々の旅の安全を守っているこのシーサーは、昔ながらの威風堂々とした貫禄のあるシーサー。
写真では光の向きでシーサーの顔は見づらいですが、一度会いに行ってみてもいいかもしれません。
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勝ちゃん |
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那覇市のお蕎麦屋さんの入り口に、可愛らしいシーサーが座っていました。
店舗の前や店舗内にシーサーがいるのはよく見かける光景ですが、最近はオリジナリティ溢れるシーサーを目にすることができます。
各々の店舗で、それぞれの店の雰囲気に合わせているのか、お気に入りなのか、目を引くシーサーたち。
写真は、目と鼻と口が大きくて、それでいてイカツくない印象なのは多分に鮮やかな色を身にまとっているからでしょうか。
街中ではお土産屋さんなどで色んな色をしたシーサーを見かけますが、これはきつくない、「おしゃれシーサー」でした。
カママ嶺公園には、巨大なシーサーが小高い丘の上に大きな口を開けて居座っています。
平良市街を一望できる公園の、さらにシーサーの上に登ると少し得した気分になります。
車道からも目立つシーサーで、南国の青い空に赤褐色のシーサーが映えています。
この「カママ嶺シーサー」は滑り台になっているので、一つの遊具として小さい子供たちにも人気があります。
これほど大きなシーサーのシンボルは、宮古島でもそう多くはありません。
近くに6台ほどの駐車スペースがあります。
「エイサー」とは、沖縄のお盆などで踊られる伝統芸能です。
大太鼓、パーランクー、締め太鼓、手踊り、旗頭などで構成されたエイサーの青年団体は、沖縄の各地域・各自治体に根付いています。
エイサーは沖縄の人にとって、欠かせない伝統芸能で、エイサーまつりも毎年催されています。
そのエイサーを踊るときの格好をして、お店の前に立っているシーサーがいました。
持っているのは一応、大太鼓の形をしていますが、シーサー自体が大きくて太鼓が小さめになっています。
最近は独特のアイディア溢れるシーサーが多いです。
沖縄の歴史・文化をモチーフとしたシーサーもたくさん見かけるようになってきました。
新都心にある、とある沖縄そば屋さんで見つけました。
沖縄そばを持って、今にも食べそうな、そして嬉しそうな表情。
「そばじょーぐーシーサー」です。
「じょーぐー」とは沖縄の方言で「大好物」という意味。「泡盛じょーぐー」、「チョコレートじょーぐー」、「カニじょーぐー」など。
このシーサーはまさに「そばじょーぐー」その通りの表情です。
持っている沖縄そばよりもはるかに大きい口。
サイズは小さめでしたがインパクト大のシーサーでした。
豊見城市瀬長に、豊見城署があります。
豊見城署の入り口では「交通安全」の旗を持ったシーサーが大きな口を開けて出迎えてくれます。
豊見城署は小禄地区と豊見城市全域を管轄とし、空港の防犯対策も行っています。
シーサーはかなり大きなサイズで、台に乗っているせいか人間の身長より大きめ。
2匹1対になっていて、大きなシーサーが2匹も入り口にいるとかなりの迫力があります。
地域の安全を守る豊見城署の、魔よけ担当です。
読谷村で車を走らせていると、あちらこちらでよく見かけるシーサー。
どのシーサーも、「交通安全」をドライバーの見えるところで訴えています。
あるところでは反射ライトを持っていたり、あるところでは「よんな~よんな~(ゆっくりゆっくり)」と台詞がついていたり・・・。
読谷村は残波岬に巨大シーサーがあることで有名ですが、こんな何気ないところにも存在しているシーサー。
これには理由があります。読谷村は「人間国宝」金城次郎氏(陶芸家)や「やちむん(焼き物)の里」など陶芸について活動的で、村内に40ヶ所以上の窯元が立地するそうです。
陶芸が盛んな村として、シーサーが身近にあるのも頷けます。
美浜アメリカンビレッジの、観覧車の建物へ向かうところ、階段の中段くらいの位置に大きなシーサーが待っていました。
大人の身長ほどのシーサーは、バックにある観覧車とのいいアングルで、観光客などの記念撮影として人気。
「MIHAMA AMERICAN VILLAGE」と彫られた台に居座り、両側にハイビスカス。
シーサーといえば、迫力があって威嚇をしているイメージですが、招き猫のようなポーズと、首をかしげる仕草。あまりシーサーっぽくない、のんきな表情も愛嬌の一つ。
口を開けているのでオスなのでしょうか。
何はともあれ、美浜アメリカンビレッジを守っている・・・と思います。
那覇市東町に、大きなシーサーの立体オブジェがあります。
がじゅまるの木で作り出されたシーサー。
道路のすぐ脇にあるので、車を走らせているとその迫力に圧倒されます。
耳が左右にちゃんとついていて、鼻もシーサー独特の大きなもの。口を大きく開けているところからすると、オスなのかもしれません。
すぐにシーサーだとわかるように作られている技術には感心しました。
道行く人の目を楽しませてくれます。
東町のがじゅまるシーサーの地図はこちら。