首里城の近くに、金城町石畳という名称の道があります。
その名の通り石で敷き詰められた道なのですが、琉球石灰岩で造られた石畳となっています。
道の両側には昔ながらの赤瓦の家屋が多く、情緒あふれる散歩道は「日本の道百選」にも指定されています。
琉球王朝時代には、首里城から那覇港や南部方面へと通じる道路で、「真珠道」と呼ばれていました。
現在は、かろうじて戦火をまぬがれた約300mの石畳が残っています。
雰囲気は昔ながらの沖縄。眼下に首里の町を眺めることができるので、一度は通ってみたい散歩道となっていますが、結構急な坂道になっているので、雨の日などは注意した方が良さそうです。
ちなみに、NHK「ちゅらさん」に出てくる、那覇の古波蔵家はこの辺りだそうです。
鉄道のない沖縄ですが、那覇市の与儀公園に蒸気機関車が保存されています。
フェンスや木に囲まれているので車道からは見えにくいですが、公園内を歩いていると突然その姿が現れて「意外」な感じがします。
昭和45年、沖縄の本土復帰を記念して沖縄の子供たちが九州に招待されたそうです。
沖縄には昔から鉄道はありません。その時子供たちは初めて蒸気機関車を見ました。
すっかり魅了された子供たちに、鉄道職員らが寄贈したということです。
しかし重さ約90トンもある機関車を鹿児島から沖縄まで運ぶには、多大な金額が要します。
全国からの募金と、業者らの協力で、無事に実現。
デゴイチの愛称のこの機関車は、沖縄の子供たちと、鹿児島の鉄道職員らの繋がりでもあるのです。
与儀公園の地図はこちら
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那覇市、南風原町、大里村を流れる国場川と、豊見城市、大里村を流れる饒波川が合流する河広域に拡がる湿地帯に優雅にそびえ立ちます。
平成5年に開通し、豊見城から一気に那覇市まで行ける橋で、この橋によって交通の便が良くなりました。
とよみ大橋の上からは漫湖の野鳥やマングローブを見ることが出来ます。
その種類も様々で、ヒルギの仲間やカニ、サギなどがいるので、時々観察会が開かれることもあるようです。
夜になればライトアップで綺麗になります。
とよみ大橋の地図はこちら
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