higasihennnazaki-toudai.jpg東平安名崎は宮古島の観光名所として有名です。

断崖絶壁、紺碧の海、春に咲くテッポウユリなど、見どころ満載ですが、今日は「灯台」を紹介します。

昭和42年に海上保安庁によって設置され、宮古島周辺を航行する船舶の海の標として活躍中です。

その灯台から発せられる白と赤の光。到達点は約33.3kmだそうです。

灯台には入ることができます。国内で、「展望を楽しめる」数少ない灯台の一つ。

入場料150円を払い、らせん状の階段を登ると目の前には大海原。

地上の高さからは約24m。海上からは43mだそうです。

日の出の名所でもあり、元旦には多くの人が訪れます。

らせん階段が急で狭く登りにくいかもしれませんが、体力のある人ならぜひ登ってみることをおすすめします。

灯台(東平安名崎)の地図はこちら。

gajumaru-in-miyako.jpgガジュマルの木は、世界に800種類ほどだといわれています。

ここ沖縄でも、どこでも見られる熱帯植物として代表的な存在です。

写真は宮古島の某ホテルの庭園らしき場所。

きれいに手入れされていて、見た目にも涼しげです。

ガジュマルの幹は分岐していて、垂れ下がる気根がさらに自分の幹や枝にからみつき、まるでガジュマルにツル科の植物が巻きついているように見えます。

防風林、防潮樹、街路樹、生垣として、材は細工物として利用される他、沖縄では燃やした灰で灰汁をつくり、沖縄そばの麺の製造に用いられることもあります。

今や沖縄県民にとって身近な樹木です。

isihiya-hasi.jpg石火矢橋は、方言でイシバーシ。豊見城城跡のふもとを流れる饒波川に架かっています。

一見どうってことのない、小さな橋ですが、琉球王国時代は重要な役割を担っていたそうです。

当時、倭寇の侵略に苦しんでいた琉球王国時代。外敵の侵入に備えるべく、首里城を出た軍隊を、砦となる屋良座森城まですみやかに派遣しなくてはなりませんでした。

そこで活躍したのが、石火矢橋を含む真珠道と呼ばれる道でした。

石火矢橋はもともと木の橋で、1694年に洪水で流された為、1697年に石橋に改築。

洪水の被害を軽くする為、橋の脚に三角形の潮切を設けています。

石火矢橋の地図はこちら。

ゲットウの花

5月 9, 2009

gettou-hana.jpgゲットウ(月桃)の花が咲き頃です。

熱帯から亜熱帯地域に分布しているゲットウは、沖縄でなじみの深い植物。

ゲットウの葉は、ムーチー(沖縄文化の菓子である餅)を包んだり、饅頭の包装に利用されたり、アイスクリームのフレーバーの一種にもなっています。

5月~6月にかけて赤い縁取りのある白い花を咲かせ、9月~10月には実を結びます。

花よりも葉の方で使途が多いゲットウですが、写真にも見られるように可愛らしい花が咲くと、沖縄ではもうすぐ夏を迎えることになります。

花言葉は「さわやかな愛」。

また、観葉植物としては斑入りの品種キフゲットウ(黄斑月桃)があります。

テッポウユリ

5月 5, 2009

teppou-yuri.jpgラッパに似た形の花を咲かせているのはテッポウユリ。鉄砲百合とも書きます。

丈が50センチ~1mにも伸び、楕円形の葉っぱをつけます。

大きくて白い花が特徴で、茎の頂上から横向きに咲き、長さは10~15センチほど。

日本の南西諸島や九州南部に自生し、沖縄では宮古島の東平安名崎でいっせいに満開する景色が有名です。

開花時期は5月頃からとされていますが、暖かい気候のためか、毎年4月頃から花を咲かせ、観光の名所として一役かっています。

非常に良く似ているタカサゴユリ(高砂百合)は、葉っぱがテッポウユリより細めで花に白い筋があるかないかの違いで見分けることができます。

しかし、最近ではテッポウユリとタカサゴユリとの園芸交雑種が多く、変異も起きやすいとされていて、見分けることが難しいことも多いようです。

道の駅・豊崎

4月 21, 2009

toyosaki-mitinoeki.jpg沖縄県内には、「道の駅」という道路利用者の休憩所や地域情報発信施設が、国頭村、大宜味村、名護市、読谷村、嘉手納町にあります。

2008年12月、豊見城市に、県内南部では初、県内全体では6駅めが誕生しました。

その名も「道の駅・豊崎」。

窓口に案内人が常駐し、施設内のガイドや観光情報、イベント情報を提供しています。

JAおきなわ食菜館「菜々色畑」が隣接しており、農家から直接仕入れた新鮮野菜や果物があり、食事なども楽しめるようです。

周辺にはあうとれっとモール「あしびな~」や大型ショッピングセンターなどが立地しており、最近観光拠点として開発が著しい豊崎。

空港から近い場所にあることも好条件で、これから発展していくことでしょう。

道の駅・豊崎の地図はこちら。

ounoyama-kyujo-kouji.jpg奥武山(おうのやま)野球場は、奥武山公園内にあるスポーツ施設のひとつです。

2006年、老朽化に伴い、運営管理を県から市へ移し、現在改築中。

写真は、その改築中の模様です。

基本計画では、両翼100メートル、中堅122メートル、収容人員3万人、内野には土、外野には天然芝を敷設、6基の照明設備を備え、スコアボードはパネル式から電光掲示板へ。

屋内体育施設や屋外ブルペンも建設され、総事業費は77億円の予定。

那覇市によると、改築後はプロ野球の春季・秋季キャンプや公式戦の開催を目指しているそうです。

また、読売巨人軍のキャンプ誘致に成功し、2011年から那覇市奥武山野球場を中心とする沖縄県営奥武山公園を第二キャンプ地として使用することが2008年に発表されたばかりです。

那覇市奥武山球場の地図はこちら。

瀬長島入り口

4月 8, 2009

空港から近い場所に瀬長島というスポットがあります。

空港に隣接しているので、離着陸の飛行機を真下から見ることができます。

飛行機の大きな音と、迫ってくる巨大な機体はとても近くて迫力満点。

それ目当てで来る人も少なくないようです。

以前は、まさに離島への道というイメージだった瀬長島の入り口は、整備されて立派に生まれ変わり、観光客、地元客がより足を伸ばしやすい環境となりました。

沿道にはタコノキが植えられて、沖縄らしい風景です。

瀬長島入り口の脇には、アウトレットモール「あしびな~」へ続く橋が架けられました。

瀬長島入り口の地図はこちら。

暦は4月になったばかりですが、沖縄では先月からすでにシロツメクサの花が開花しています。

「クローバー」でおなじみのシロツメクサ。

茎は地上を這い、葉は3つの小葉からなる複葉ですが、時に4つの小葉のものがあり「四つ葉のクローバー」として珍重されることは有名です。

花は葉の柄よりやや長い花茎の先について、色は白。

花輪などでも有名なシロツメクサですが、実は明治時代に飼料用としてヨーロッパから導入されたものが野生化した帰化植物だそうです。

北海道から沖縄まで幅広い地域で分布します。

第61回 沖展

3月 27, 2009

第61回沖展が現在、浦添市民体育館にて催されています。

絵画・版画・彫刻・グラフィックデザイン・書芸・写真・工芸(陶芸・漆芸・染色・織物・ガラス)の創造性溢れる作品を展示。

3月22日から開催されており、4月5日までとなっています。

当日券は大人1000円、小人500円。

各界の秀逸作品960点を一度に見ることができるわけです。

また、4月9日から15日まで、うるま市にて選抜展の開催予定です。

第61回「沖展」出品作品の中から、入賞作品、会員・準会員作品、うるま市民の入選作品を紹介するようです。

沖展会場(浦添市民体育館)の地図はこちら。