「ウチナーグチ自販機」は、ダイドードリンコが作った、沖縄方言で喋る自動販売機のこと。

2010年頃から沖縄各地に設置されましたが、まだ台数が少なく、見かけることはあまりないようです。

写真の自販機は、国際通りにありました。

お金を入れると「めんそーれーたい(いらっしゃいませ)」。

お釣りが出ると「いっぺーにふぇーでーびる。お釣りわしんみそーなよ(ありがとうございます。お釣り忘れないでください)」。

噂によれば時間帯や特定の日にち、季節などでもしゃべるセリフが異なるらしいので、見つけたら是非飲み物を買って、ウチナーグチを楽しんでください。

那覇港の船客待合室や県庁前広場にも設置されているようです。

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チラガー

7月 4, 2012

「チラガー」とは、豚の顔の皮のこと。

「ミミガー」が「耳」なのに対し、「面(つら)」がなまって「チラガー」と言います。

牧志公設市場のお肉屋さんの店頭には、来客を楽しませるために写真のような「チラガー」が置いてあります。

一瞬びっくりしますが、沖縄の豚らしい姿に思わず笑ってしまいます。

食感はコリコリ。コラーゲンたっぷりだそうです。

沖縄は豚一頭余すことなく食することで知られていて、この「チラガー」も顔ごと丸々売られています。

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沖縄は6月23日の慰霊の日に梅雨明けしました。

以来、夏本番を迎えています。

沖縄の特産「ゴーヤー」が、「緑のカーテン」としてエコ節電に役立っています。

「緑のカーテン」とは、ゴーヤーのツルと葉で日陰を作るカーテン。

大きく成長した葉で直射日光を遮光できる上、植物は常に水分を蒸発させているので、そこを通る風は涼しく感じると言われています。

沖縄の太陽は非常に熱く、企業ビルの壁一面や、アパート、学校などの公共施設でも注目されています。

自宅でゴーヤーも収穫でき、夏バテ予防の料理にも利用できます。

「緑のカーテン」に使われる植物は、ゴーヤーの他、朝顔やきゅうりなどツル性の植物が使われます。

ただし、エアコンの室外機の近くに作ると火災の原因になったり、昆虫が集まるなどの欠点もあるようです。

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沖縄都市モノレール、通称「ゆいレール」の牧志駅前周辺です。

那覇市牧志にあり、国際通りの北側の入り口にあることから、買い物客や観光客など利用する人は多いようです。

2011年に新規オープンした商業施設「さいおんスクエア」と直結してからはさらに利用客が増えました。

コンビニ、銀行、小学校、ホテル、公園、スーパーなど、いつも賑わっている界隈です。

写真にうつっているシーサーは「さいおんスクエア」の象徴、「さいおんうふシーサー」。

モノレール高架周辺~牧志~の地図はこちら。

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「さいおんうふシーサー」は、モノレール牧志駅を降りたところにいます。

「さいおん」は琉球王国の名宰相「蔡温」のことで、近くにも「蔡温橋」があります。

「うふ」は沖縄の方言で「大きい」。

近くの壺屋小学校の生徒たちが名付け親となりました。

その名の通り、高さ約3,4m。

夜になるとライトアップされ、近くに寄って行くと、迫力があります。

焼き物(壺屋焼き)として世界一のギネス申請中だそうです。

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牧志公設市場

6月 18, 2012

「牧志公設市場」とは、那覇市にある公設の市場。

「市民の台所」といわれ、一時期衰退したものの、現在は観光スポットとして観光客で賑わっています。

現在の建物は本土復帰の1972年に建てられ、老朽化していることから、建直しの検討もあるようです。

1階には亜熱帯の海でとれる色とりどりの鮮魚、豚を主とした肉など沖縄特産物が販売されており、2階では購入した魚介類などを調理してもらえる食堂があります。

お正月や旧盆には地元客も訪れ、新鮮な肉や魚を購入しにやってきます。

ちなみに沖縄では市場を「マチグヮー」と呼びます。

牧志公設市場の地図はこちら。

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ヒンプン

5月 29, 2012

「ヒンプン」とは、家の門の内側に設けられた仕切り塀のこと。(写真中央)

中国からやってきた「屏風」の、沖縄化したものだといわれています。

沖縄のマジムン(魔物)は直進しか出来ないといわれ、家の中に入って来られないように設けられました。

また、クーラーの無い時代なので涼をとるため家を開け放していたため、外から覗かれないように目隠しする役割もあったようです。

写真は石垣ですが、竹垣や板垣もあったようです。

沖縄の古い民家を象徴する「ヒンプン」ですが、最近はあまり見かけなくなりました。

ただ、それを再現するように、民家をイメージした飲食店が「ヒンプン」を設けているところもあります。

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糸満市役所

4月 26, 2012

「糸満市役所」は、沖縄本島南部に位置している「糸満市」にあります。

埋め立てによって新しくできた地域、潮崎地区に2002年5月に移転、沖縄本島の最南端の市役所です。

2003年には、糸満市新庁舎が、「第10回環境・省エネルギー建築賞 国土交通大臣賞」を受賞。

南面及び屋上面に、発電・日除け・採光を兼用するシステムとして、195.6Kwの太陽電池システムを利用していて、地域環境を保全し、建築物の省エネルギー効果を上げたことが評価されたそうです。

そのシステムも話題になりましたが、また市役所だと思えない外見が、人々の目を楽しませます。

糸満市役所の地図はこちら。

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2012年3月31日午前、那覇-糸満を繋ぐ高架道路が全面開通しました。

国道331号の渋滞緩和などを目的に建設されました。

一部開通はしていましたが、高架道路が全面開通することによって、那覇ー糸満(潮崎)が、グッと近くなりました。

那覇空港から糸満市のひめゆりの塔までの所要時間が22分となったそうです。

今回は2車線での全線開通ですが、4車線での供用は豊見城道路が15年、糸満はそれ以降となる見通しです。

糸満高架道路(一部)の地図はこちら。

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東日本大震災の追悼が、パレットくもじの広場で行われました。

10日の夕方から、1000本のろうそくが準備され、「絆 3.11」と文字を作りました。

東日本大震災の犠牲者は1万5854人で、行方の分からない人も3167人だそうです。

企画したNPO法人「万国津梁の会」のスタッフ。

沖縄県内には、被災地から避難してきた人たちが大勢います。

2時46分には道行く人々が足を止め、黙とうしていました。

写真は琉球新報社提供。

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