「壺屋焼物博物館」は、那覇市壺屋のやちむん通りにあります。
壺屋地区を中心にして、読谷村などでも焼かれる陶器のことを「壺屋焼き」といいます。
施設内には、焼物の基礎知識や歴史を表すパネルが展示されている「エントランスホール」、昔の焼物から現代の焼物までが実際に展示されている「常設展示室」、スクリーン映像で壺屋の暮らしぶりを知ることができる「映像シアター」などがあります。
「図書・講座室」では焼物の資料を閲覧することができ、また、発掘された窯が展示されていたりもします。
開館時間は午前10時から午後6時。
観覧料が、一般315円、高校・大学生210円、中学生以下105円となります。
壺屋焼物博物館の地図はこちら。
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白梅学徒隊(しらうめがくとたい)とは沖縄戦で従軍看護婦として活躍して犠牲になった女子学徒隊のうち、沖縄県立第二高等女学校の四年生たちによって編成された部隊の名前です。
「白梅隊」「白梅看護隊」と呼ばれる事もあります。
「白梅学徒看護隊の壕」は、県内各所にあります。
今回は、具志頭運動公園の近くにある、農道の脇の壕。
壕の入り口は伸びた草木で少し影になり、暗いイメージでした。
戦死した白梅隊員、及びその関係者の霊の鎮魂を目的に建立されたという「白梅の塔」も存在します。
11月17日から天皇・皇后両陛下が来沖し、白梅学徒看護隊の生き残りの数名と対面したのは記事にもなりました。
ちなみに有名なのが「ひめゆり学徒隊」です。
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「道ジュネー」とは、芸能や祭りでの集落の路地を練り歩く行列のことをいいます。
「第8回やちむん通り祭り2012」で、エイサーの道ジュネーが行われていました。
沖縄国際大学のサークルの方たちの演舞です。
エイサーの「道ジュネー」は、旧盆の最終日(ウークイ)に主に行われます。
大太鼓やパーランクー、締め太鼓の音は、迫力満点。
それに優雅な踊り子たちが花を添えます。
身近でエイサーを楽しめるのが「道ジュネー」の醍醐味とも言えるでしょう。
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那覇市壺屋は、琉球王朝時代からの、やちむん(焼き物)発祥の地。
シーサー、陶器を販売する通りを「壺屋やちむん(焼き物)通り」と呼びます。
石畳の道に瓦屋根の販売店が建ち並びます。
そこで11月3日、4日の2日間催される「壺屋やちむん通り祭り2012」は今年で第8回となりました。
通り沿いの「壺屋焼物博物館」を特別無料で開放する他、演舞、サンシンライブなどが行われ、各店舗でセール販売を行います。
琉装体験、ロクロ無料体験もあります。
普段は一方通行の道ですが、この2日間は祭りのため車両の出入り禁止となっています。
車は、近くの有料駐車場に停めましょう。
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「手水(てみず)の縁」とは、沖縄伝統の組踊の一つ。
組踊の中で唯一の恋物語を描いた歌です。
ヒロインの知念山口の盛小屋の娘、玉津( たまちぃー)が波平大主のなし子、山戸( やまとぅー)に手で水を汲み与えたことからはじまった恋。
身分違いの二人が密通していたことが世に知られ、玉津は処刑されることになってしまいます。
それを聞いた山戸が命がけで玉津を助け、恋は成就するという純愛ストーリー。
物語が豊見城市瀬長島から、南城市知念へ舞台が変わることから、それぞれに歌碑が建てられています。
南城市知念の歌碑は、太平洋を見下ろす国道331号線沿いにあります。
左の歌碑は「くらさらぬ 忍で来やる 御門に出ぢめしやうれ 思ひ語ら」。
右の歌碑は「結でおく契り このぢやでともな 変るなやう互に あの世までも」。
手水の縁の歌碑(南城市知念)はこちら。
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「国際通り」のたくさんあるすじ道のうちのひとつ「平和通り商店街」。
アーケード街になっていて、たくさんの店舗が建ち並び、観光客や地元の人たちで常に賑わっているところです。
名称は公募によって付けられたそうですが、それ以前からも国際通り側入口付近に「平和館」という映画館があったという事で、「平和通り」と呼ばれていた様です。
他の通りと繋がっていたり、道が二手に分かれたりして、迷路のようなアーケード街です。
那覇市平和通り商店街振興組合によると、アーケード街は約336m、全体としては416mあるそうです。
国際通りからの入り口付近はお土産屋さん、雑貨などの店舗が並んでいますが、奥に進むにつれ地元のおばちゃんたちが営んでいる衣料品や食料品店があり、昔ながらの光景も見受けられます。
平和通り商店街の地図はこちら。
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「牧志公設市場」とは、那覇市にある公設の市場。
「市民の台所」といわれ、一時期衰退したものの、現在は観光スポットとして観光客で賑わっています。
現在の建物は本土復帰の1972年に建てられ、老朽化していることから、建直しの検討もあるようです。
1階には亜熱帯の海でとれる色とりどりの鮮魚、豚を主とした肉など沖縄特産物が販売されており、2階では購入した魚介類などを調理してもらえる食堂があります。
お正月や旧盆には地元客も訪れ、新鮮な肉や魚を購入しにやってきます。
ちなみに沖縄では市場を「マチグヮー」と呼びます。
牧志公設市場の地図はこちら。
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沖縄の島々は、琉球石灰岩で成り立っています。
沖縄の人は昔から琉球石灰岩を住宅、井戸、墓、橋、道路など、様々な場所で利用してきました。
城の塀や民家の塀などにも使われていて、その石積みの方法はいくつか種類があります。
今回は「野面(のづら)積み」。
加工されていない自然の形のままの石を積み上げる方法です。
石積み方法の中でもっとも古い技法。
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「白浜節」とは、小宗三郎作の人情歌劇「浜に咲く花の主題歌として三線にのせて歌われる沖縄民謡のことです。
『我んや白浜ぬ 枯松がやゆら 春風や吹ちん 花や咲かん 二人や春知らん 枯木心』と始まる1番から、4番まであります。
劇の内容は、糸満の海岸に捨てられた赤子を漁師が救い、自分の子として育てるが、長じて漁師の息子がその娘に恋をするという、義理兄妹の恋がテーマとなっていて、糸満方言が使われています。
戦後の沖縄に安らぎと潤いをもたらしたとして、伝統芸能の継承と小宗三郎氏の功績を讃え歌碑を建立されました。
「白浜節の碑」は糸満市、「糸満海のふるさと公園」内に設置されています。
白浜節の碑の地図はこちら。
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「ヒンプン」とは、家の門の内側に設けられた仕切り塀のこと。(写真中央)
中国からやってきた「屏風」の、沖縄化したものだといわれています。
沖縄のマジムン(魔物)は直進しか出来ないといわれ、家の中に入って来られないように設けられました。
また、クーラーの無い時代なので涼をとるため家を開け放していたため、外から覗かれないように目隠しする役割もあったようです。
写真は石垣ですが、竹垣や板垣もあったようです。
沖縄の古い民家を象徴する「ヒンプン」ですが、最近はあまり見かけなくなりました。
ただ、それを再現するように、民家をイメージした飲食店が「ヒンプン」を設けているところもあります。
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