キンシチク
「キンシチク」はマダガスカル~東南アジアが原産地となっていて、日本では四国以南の地に分布しています。
高さは10m~15mほどになり、棹に黄金色の線条が入っているのが特徴的で、主に観賞用、景観用として植えられているようです。
沖縄には昭和30年頃導入され、庭園木として栽培されています。
写真は識名園内。
ちなみに漢字で書くと「金糸竹」と書き、黄金色の棹が名前の由来のようです。
「キンシチク」はマダガスカル~東南アジアが原産地となっていて、日本では四国以南の地に分布しています。
高さは10m~15mほどになり、棹に黄金色の線条が入っているのが特徴的で、主に観賞用、景観用として植えられているようです。
沖縄には昭和30年頃導入され、庭園木として栽培されています。
写真は識名園内。
ちなみに漢字で書くと「金糸竹」と書き、黄金色の棹が名前の由来のようです。
「ゲッキツ」は奄美大島より南、沖縄から東南アジアにかけて分布しています。
ミカン科の種類だけあって、花はミカンの花に似ていて白い色をしていて、夏に開花。
ジャスミンに似た匂いがします。
果実は赤く熟すと食べられます。
別名(英語名)をオレンジジャスミン、シルクジャスミンといいます。
葉と根は血行促進、鎮静作用、抗炎症作用があるとされ、材は彫刻や、ステッキ、刃物や農具の柄、文鎮、印鑑、版木などに用いられるようです。
他にも観葉植物として人気があります。
常緑高木で、高さは15mほどになります。
葉は楕円形で艶があり、それほど厚くはないですが、ごわごわした質感で、何となく波打っていることが多いです。
似たような植物では、他にも「シバニッケイ」や「マルバニッケイ」との雑種らしいものがあるようです。
日本では、沖縄に限らず、九州、四国、本州(福島以南)で分布しています。
乾燥に強く、海岸近くから低地の森林によく見かけることができるようです。
材は庭木、建築材、器具材として利用され、種子からは香油を取ることができます。
「アデク」は那覇近辺ではあまり見かけませんが、ヤンバルなどではあちこちで見かけることができます。
これは、那覇近辺はアルカリ土壌で、「アデク」は酸性土壌を好むためだそうです。
フトモモ科の常緑中木で、高さは10mほど。
開花時期は5月~7月。
日本では九州南部、沖縄県に自生します。
樹皮は赤褐色、葉は光沢があり、やや小さめ。
方言名は「アリク」というそうです。
形が良いので、庭木の他、盆栽などにも利用されます。
「テリハボク」は、あまりなじみのない木ですが、世界の熱帯・亜熱帯地域に自生し、日本では南西諸島や小笠原諸島に自生しています。
原産地はマダガスカル。
成長は遅く、高さは10mから高いものでは20mにもなるそうです。
細めの木に見えますが、材質が硬くて強いので、家屋や舟などの材料にも用いられます。
また、フクギと並んで海岸の暴風保安林や潮害防備保安林として活用されます。
種子からは油が採れますが、食用にはなりません。
外用薬や化粧品原料に使われたり、灯火用にもされ、現在はバイオディーゼル燃料に適するとして利用価値が高まっているようです。
方言名は「ヤラウ」というそうです。
濃い深緑色で独特な香りのあるオイルは、湿疹、吹き出物、乾癬などのあらゆる皮膚疾患に効くといわれ、特に火傷や切り傷などには抜群の効果があるといわれています。
種子は11月~12月に朱赤色に熟します(写真参考)。
大きさは100円玉ほど。
見た目は果実のようですが、「ソテツ」は裸子植物なので厳密には種子となります。
ソテツは、日当たりも風通しもいいところを好みます。
日陰でも明るい場所であれば問題はありません。
ただ、冬は沖縄などの暖かい地方では、外でも越冬することができますが、寒い地方では、越冬できません。
「ドラゴンフルーツ」はサボテン科の果実で、南国沖縄のフルーツの代表の一つです。
本当は「ピタヤ」といい、「ドラゴンフルーツ」は台湾でつけられた商品名だそうです。
非常に強壮なサボテンで、寒さに弱い点を除けば栽培は容易な方。
「ドラゴンフルーツ」の花は夜9時頃から咲き、朝日が昇る頃にはしぼみます。
原産地の中央アメリカの自然環境(日差しが厳しく乾燥した環境では、受粉の手助けとなる昆虫が夜行性という環境)で、そのような性質になったといわれています。
春から初夏にかけて咲く赤い花が有名ですが、毎年花を咲かせる保証はありません。
実際に2005年から年ごろからデイゴヒメコバチの被害で枯れ木が目立っていましたが、今年、数年ぶりに赤い花を咲かせました。
開花したものの、観測史上最も遅い開花となり、気象台では冬から春にかけた低温傾向や降水量の少なさが原因では、と分析しています。
「デイゴ」は沖縄の三大花と言われていて、デイゴがキレイに咲く年は、台風の当たり年」などとも言われました。
体長は2cmに満たない日本最小のセミ、イワサキクサゼミです。
毎年3月頃から少しずつ鳴き始め、蒸し暑いこの時期、盛んに鳴いています。
宮古や八重山諸島に生息し、本島では南城市の一部で見られます。
「鉢植えサトウキビ及びススキで幼虫を飼育した結果、 サトウキビでは2年で羽化する個体が多く、 ススキでは3年で羽化する個体が多かった」という研究結果もあり、サトウキビを好むようです。
活動時には葉の表面に、休息時には裏面などにいるようです。
午前9時半~11時頃最も活動が盛んなようです。
通常4月から5月ごろに花期を迎え、沖縄各地で人々の目を楽しませています。
ラッパ状の花を横向きに咲かせる姿は特徴的で覚えやすく、純白の色も人気のひとつです。
沖縄では宮古島の東平安名崎や伊江島の群生している「テッポウユリ」が有名です。
伊江島では「第16回伊江島ゆり祭り」が催されています。
5月5日まで開催していますので、絨毯のように敷き詰められた「テッポウユリ」をご覧ください。
ちなみに花ことばは「純潔」「威厳」だそうです。