去った1月31日~2月1日に、第47回名護さくら祭りが催されました。
名護城跡一帯の、名護中央公園では、カンヒザクラが約2万本並んでおり、開花のこの時期に合わせて毎年桜まつりが催され、多くの人で賑わいます。
地元の人に限らず、各地から家族連れや観光客が来場します。外国人にも人気のスポットのようです。
長い長い階段は頂上の展望台に続くもので、一気に登りきるよりも桜を楽しみながらゆっくりと行くのがオススメです。
名護市街地の祭り会場では、パレードやエイサー、ライブなど多彩なイベントで盛り上がります。
名護中央公園の地図はこちら。
毎年、1月中旬を過ぎると沖縄ではカンヒザクラが開花し始めます。それに合わせて本部町の八重岳では桜まつりが催されます。
八重岳や標高453m。入り口を入ったところから山頂までの沿道がカンヒザクラでピンク一色。
車でも徒歩でも楽しめますが、山頂までかなりあるので、途中の駐車場までは車で、そこから徒歩で山頂を目指すのもいいでしょう。
八重岳桜まつりは、日本一早い桜まつりと言われ、2月15日までの予定です。
沖縄県の桜前線は「北上」ではなく「南下」します。2月には県内南部の地域でも桜を見ることができるでしょう。
本部町八重岳の地図はこちら。
アカギの特徴としては、樹の皮が赤みを帯びていることが一番分かりやすい特徴かもしれません。
葉っぱはつやがある濃緑色ですが、特殊な形をしているわけではありません。
写真では見づらいですが、高さは15mから25mにもなり、
国道の街路樹としてもよく見ることができます。
その他に庭木、防風樹としても利用されるようです。
原産地はオーストラリア、東南アジアで、寒さに強く、育てやすい樹木です。
那覇市の首里には5mを超える幹周りのアカギがあり、
国の天然記念物にも指定されているそうです。
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アコウは、クワ科の仲間で、同じクワ科のガジュマルとよく似ています。
日本では沖縄の他に、九州や山口県など温暖な地方に自生し、国の天然記念物に指定されている巨樹です。
沖縄特有の石灰岩地にも自生するので、防風樹、防潮樹、街路樹としてよく利用されます。
また、ガジュマルに比べると耐寒性が高いという特性を活かし、観葉植物としても用いられるようです。
ガジュマルと見分けるには、葉っぱがガジュマルより細長く、大きいこと。
アコウの種子は鳥によって運ばれますが、ヤシの木や他の樹木などに発芽して成長すると、その樹木を覆い尽くして枯らしてしまうそうです。
そこからつけられたのが別名「絞め殺しの木」。この特性は、熱帯雨林などで、より陽を浴びるための特性だといわれています。
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今日はムーチー(鬼餅)の日です。
沖縄では毎年、旧暦の12月8日に「健康・長寿を祈願」して食べます。
ムーチーは、「餅」という意味の沖縄の方言ですが食感はどちらかというと団子に近いかもしれません。
この団子のような餅を、ゲットウの葉で包むのが一般的となっています。
ゲットウは沖縄の方言では「サンニン」。県内あちこちで見ることができます。
左の写真も公園内に自生しているものを撮りました。
ゲットウは、ムーチーを包む他にも、香り付けを兼ねて饅頭の包装に使用されたり、肉や魚を包んで蒸し焼きにするなど幅広く利用されています。
今日は各地で、ゲットウの葉を広げ、ムーチーをほおばっている家庭が多いことでしょう。
シクンシ科の高木で、高さは25mほど。
約20cmほどにもなる大きな葉っぱが特徴で、沖縄県内各地で見かけることができます。
沖縄県の他に、小笠原諸島、アジア、アフリカの熱帯地域でも見られます。
コバテイシは、沖縄では珍しい紅葉の木。
6月中旬頃には白い花をつけ、その後長さ5cmほどの扁楕円形の実をつけます。
葉っぱが緑色の時期よりも、茶褐色になった頃の方が、どちらかというとコバテイシと見分けることが容易です。
コバテイシは日差しが強い時期に葉を広げて日陰を作るので、公園の樹木として多用されているようです。
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暖かい地に自生している常緑高木のイスノキは、沖縄では多いほうではありませんが、公園や街路樹、石灰岩上の森林などで見かけることができます。
高さは20m(大きいものは25m)ほどになり、葉っぱな深緑につやがあります。
葉っぱに、「虫こぶ」又は「虫えい」という突起状のこぶが見られることがあり、これはイスノキコムネアブラムシの寄生によるものだそうです。
虫こぶの中にはアブラムシの幼虫が数匹~数十匹も。
虫こぶができた葉っぱはあまりキレイとは言いがたいですが、この虫こぶにはタンニンが含まれるので、染料などに使われています。
4月ごろに濃い赤色の花が咲くそうですが、見られる時期は短いです。
非常に堅く丈夫な木で、家具、木刀、杖などの原材料に使われる他、防風の役割もあるようです。
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民家の垣根や公園などでよく見られるキバタイワンレンギョウ。
クマツヅラ科でタイワンレンギョウの園芸品種で
す。
車を走らせている際も、中央分離帯、歩道の脇
などに植えられ、仕切りの役目をしています。
中南米原産の常緑低木。葉っぱは密生していて
鮮やかな黄緑色をしています。
紫の花を咲かせ、黄色の実がなるようですが、いずれも小さめなので車で走っている時などは
見つけづらいかもしれません。
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沖縄ではこの時期、トックリキワタが花を咲かせ、道行く
人々の目を楽しませています。
ピンク色に咲いている花は遠めに見ると、一瞬桜かと
思うほど鮮やか。
樹高は10m~20mほどになり、幹がトックリのようになっていて、棘があります。
果実の中は綿のようになっていて、クッションやぬいぐるみ
などの詰め物に利用されるようです。
原産地はブラジルからアルゼンチンにかけての地域。
別名「酔いどれの木」というそうですが、これはトックリのような幹が酔っ払いの腹に似ていることから由来しているようです。
ちなみに漢字で書くと「徳利木綿」だそうです。
リュウキュウマツは、沖縄県の県木に指定されていまうす。
別名、リュウキュウアカマツ。琉球時代に植樹されたそうです。
名前の通り、マツ科の針葉樹で、その姿形は沖縄の青い海とマッチします。
写真は離島の展望台で撮ったもの。
高いものになると,25メートルもの高さに成長するようです。
松食い虫の被害や、パイン産業の勃興により山地が開墾され、松が
枯死したものも非常に多いことから、年々減少してきているともいわれています。
今帰仁村や久米島、伊平屋島の並木が有名です。