沖縄で桜開花2020
沖縄では、新年が明けると次に楽しみなのが桜の開花です。
今年は平年より12日早い1月6日に開花宣言となりました。
本島北部では現在見頃ですが、桜前線はこれから徐々に南下していきます。
各地で桜まつりも開催されます。
沖縄では、新年が明けると次に楽しみなのが桜の開花です。
今年は平年より12日早い1月6日に開花宣言となりました。
本島北部では現在見頃ですが、桜前線はこれから徐々に南下していきます。
各地で桜まつりも開催されます。
今年の沖縄は5月8日に早々と梅雨入りしたものの、晴天が続き「空梅雨」状態となっています。
そんな中、市街地で色鮮やかな朱色が人々の目をひきます。
原産はマダガスカル産。
熱帯を代表する植物です。
開花時期は5月末~10月頃。
沖縄の夏に彩を添える植物の一つです。
写真はパレット久茂地」ですが、浦添市の牧港の街路樹として植栽されています。
桜の種類は「寒緋桜(カンヒザクラ)」。
写真で見てもわかるように濃いピンク色で、下を向いて咲くのが特徴です。
落ちる時は花びらではなく、花丸ごと落ちます。
沖縄は温暖なのでソメイヨシノが育ちにくく、沖縄の桜と言えば、この桜になります。
別名「緋寒桜(ヒカンザクラ)」と言い、こんがらがってしまう人が多いですが、同じ花のことです。
北部では日本一早い桜祭りが催され、現在は那覇市の公園でも開花しているのが見られます。
「カンヒザクラ」は濃いピンク色で下向きに咲き、本土の「ソメイヨシノ」とは違った趣を楽しむことができます。
ちなみに本土で「ソメイヨシノ」が咲く頃には、沖縄の「カンヒザクラ」はすでに散っていて葉桜となっています。
「クバ笠」とは、「クバ」の葉を乾燥させて編み込んだ笠のことです。
「クバ」とは沖縄の方言で、「ビロウ」のこと。
「クバ笠」は植物でできているとは思えないほど頑丈で、水に強く、沖縄の強い日差しにも対応できます。
昔から沖縄では知られていて、畑作業をする人も、漁業をする人も使用します。
今では伝統工芸品のお店で手に入ると思います。
写真は「クバ笠」を再利用した照明器具となっています。
茎にとげがたくさんついていて、サボテンにも似ています。
その茎とは裏腹に花が可愛らしく、主に観賞用に用いられています。
しかしその花は、実は「苞(ほう)」と呼ばれる葉が色づいたものだそうです。
暑さに強い植物で、反面寒さには弱いです。
気温に気をつければ、年中花を咲かすことができるほど頑丈で、育てやすいです。
茎や葉を切り取ると白い液が出ますが、触るとかぶれることがあるので気をつけましょう。
「ひんぷんガジュマル」とは、名護市にある大きなガジュマルのこと。
「ひんぷん」とは沖縄の伝統的家屋で正門と母屋の間に立つ、目隠しの塀のこと。外から敷地内が見えないようにする役目があると同時に、悪霊や災難が入り込まないようにするという意味もあり、名護の町に災難が入り込まないよう祈る地元住民の信仰の対象となっています。
高さ19m、樹齢は240年以上にもなるそうです。
「ひんぷんガジュマル」は、名護市のシンボルの一つとなっています。
1956年10月に沖縄県の天然記念物、1997年9月には国の天然記念物に指定されています。
放し飼いでたくさんの鳥類が飼育されています。
1992年に開園して以来、オニオオハシの繁殖に国内初成功、カンムリオオツリスドリの繁殖に国内初成功、アオコブホウカンチョウの繁殖に国内初成功するなど、様々な実績を作っています。
なかでもヤンバルクイナの人工ふ化に世界で初めて成功し、環境省の保護増殖事業における飼育下繁殖施設にも指定されています。
園内には亜熱帯特有の植物がたくさん生えていて、日常を忘れて癒せる空間が広がっています。
アロエは、多肉植物の仲間で、現在約300種もの種類があるそうです。
原産地はアフリカ大陸、マダガスカル島ですが、日本にも伝来し、現在は九州から瀬戸内海、伊豆、千葉にも分布しています。
寒さに弱いことから、沖縄の気候にマッチしていて、沖縄でも身近な植物です。
昔の人は傷口や火傷にアロエの果肉を塗る知恵を持っていました。
食用としてもヨーグルトに入れたり、刺身としても食べることもありますが、決して万能薬ではないので自己判断で多量に摂取することは注意した方が良さそうです。
ワラビーは、カンガルー科に属する動物のうち、カンガルーなどよりも小さい種類に対しての呼称です。
それらには特に明確な定義付けはなされていないものの、体重が25kg以下のもので約30種いるそうです。
後ろ足で跳躍し移動することや育児嚢(子供を育てる袋)で子供を育てることなど、基本的な習性はカンガルーと同じです。
沖縄では、沖縄タイムスの親子向け新聞のマスコットキャラクターとして有名です。