記念すべき第25回那覇マラソン。
本日朝9時にスタートし、今年は約3万人以上のジョガーたちが42.195kmの完走を目指しました。
国道58号線旭橋交差点をスタート地点として、平和祈念公園を中心に那覇市、南風原町、八重瀬町、糸満市、豊見城市の南部5市町を通るコース。
今日は例年に比べて気温が低く、太陽も時折顔を出す程度で、ジョガーたちにとっては走りやすいコンディションだったと思います。
午後3時15分の制限時間までに完走したジョガーは20,860名。完走率は69.35%となりました。
写真は中間地点に近い、20km地点の模様です。
沖縄地方はここ2日間、11月下旬並みの寒さでした。
そんな中、9月から徐々に咲き始める「トックリキワタ」の花。
濃いピンク色の花が、この秋1番の寒さを迎えた沖縄を色づかせます。
浦添の国道330号線などで車を走らせていると、トックリキワタの並木が目に入ってきます。
花が咲いているのはまだまだ数えるほどですが、これから12月にかけて満開の時期を迎えるようです。
トックリキワタが沖縄に入ってきたのは1963年。琉球政府の派遣医師として赴任先のボリビアから帰国した当間恵三氏によって種が持ち込まれたのが初めて。
それから1987年の「花の国際交流事業」にて、ブラジル、ボリビア、アルゼンチン、ペルーの県人会から寄贈されて広まったようです。
沖縄では現在、台風20号の影響で雨風が強く吹き荒れています。
沖縄地方全体は強風域。大雨・波浪警報が発令中です。
中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30m。
1時間に20kmの速さで北東へ進み、明日の26日朝には南大東島の近くを通り、南大東島を暴風域に巻き込むとみられています。
外では時々、強風にあおられて雨が打ちつけています。
徳之島・奄美大島・沖縄那覇・久米島・宮古・石垣などの区間で、空の便が遅延や欠航になっています。
今日のスポーツニュースでご存知の方も多いでしょうが、沖縄県東村出身のプロゴルファー宮里藍選手が米ツアーにて初優勝。
フランスで行われたエビアン・マスターズに参戦した宮里藍選手は、レッスンプロの父、優さんの影響で4歳でゴルフを始め、03年9月のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンでアマ選手として30年ぶり、国内ツアー史上最年少での優勝を達成。プロに転向後、06年から米ツアーに本格参戦しました。
スウェーデンのソフィー・グスタフソンとのプレーオフでは、「手が震えたが、緊張している自分を含めてうまくコントロールできた。」と話しています。
ニュースでは沖縄県民の喜びの声も多く取り上げており、「沖縄県民の誇り」「世界の宮里藍に成長した」など、新聞でも一面トップを飾りました。
なお、24歳での初優勝は日本人で史上最年少だそうです。
写真提供:琉球新報。
2009年7月22日、日本の陸地では約46年ぶりとなる皆既日食が観察されました。
皆既日食とは、太陽が月に隠れてしまう現象です。
太陽が部分的に隠される「部分日食」ならば国内でも2~3年に1度の割合で頻繁に見られますが、皆既日食となると数十年に1度しか起こらず、大変珍しい現象のようです。
この感動の瞬間を一目見ようと、沖縄本島では多くの人が日食グラスを片手に北部地域に集まりました。
沖縄地方では94%の部分日食でしたが、屋久島や奄美大島の一部の島で、皆既日食が見られたようです。
日食中の気温が、那覇で1.5度低くなるなど、肌で感じることができた人も多かったのではないでしょうか。
写真は琉球新報提供のダイヤモンドリング。
沖縄地方は梅雨明けです。
沖縄気象台が昨日28日に発表しました。
去年より11日遅れ、平年でも5日の遅れだそうです。
梅雨入りした5月18日から約1カ月半の梅雨期間で、各地方の降水量は那覇の582ミリが最も多いようです。
次いで名護の577ミリ、久米島で499ミリとなります。
沖縄はここ数日、昼間は青空が続き、真夏並みの暑さ。
本土は現在梅雨期間の真っ只中ですが、沖縄はひと足早い夏を迎えました。
沖縄の梅雨は平年5月上旬から6月下旬まで。
ちょうどこの時期が二十四節気の「小満」と「芒種」にあたり、沖縄ではこの雨期を「スーマンボースー」と呼んでいます。
地球温暖化対策で、石油の代替燃料としてサトウキビが注目されていました。
実際、環境省と「りゅうせき」(石油会社)がE3事業を行っており、サトウキビが島の大部分を占める宮古島市が協力しているそうです。
写真の給油所は「E3燃料専用給油所」という看板があり、一見しただけでも普通の給油所と違うことが分かります。
「E3」とは、サトウキビの廃棄物から「バイオエタノール」を製造し、ガソリンに3%混合した新しい燃料のこと。
温暖化対策として有望な燃料ですが、一方で石油連盟が、「ガソリンとの混合の過程で、水などの不純物が混入したりして、エンジンそのものや排ガスの環境への影響が懸念される」ことや製造物責任の問題などの理由で、E3に混入するガソリンの供給を拒否。
前途洋洋とはいかないようです。
今日で5月が終わります。
来月は、沖縄では6月23日に慰霊の日という歴史的イベントがあります。
それに向け、老朽化が進んでいるひめゆりの塔を全面改修するようです。
ひめゆりの塔は、激しい沖縄戦で亡くなった、ひめゆり学徒隊ならびにその教師らの鎮魂・悼むために1957年に建立されました。
今回が初めての改修で、戦没者の氏名を刻んだ銘板には、新たに判明した200人以上の戦没者の追加刻銘がされるそうです。
ひめゆりの塔の裏手にある「ひめゆり平和祈念資料館」が開館してから20周年の今年、同館を運営する財団法人沖縄県女師・一高女ひめゆり同窓会が、改修の実施を決めました。
6月23日の慰霊の日までに完成する予定だそうです。
ひめゆりの塔の地図はこちら。
奥武山(おうのやま)野球場は、奥武山公園内にあるスポーツ施設のひとつです。
2006年、老朽化に伴い、運営管理を県から市へ移し、現在改築中。
写真は、その改築中の模様です。
基本計画では、両翼100メートル、中堅122メートル、収容人員3万人、内野には土、外野には天然芝を敷設、6基の照明設備を備え、スコアボードはパネル式から電光掲示板へ。
屋内体育施設や屋外ブルペンも建設され、総事業費は77億円の予定。
那覇市によると、改築後はプロ野球の春季・秋季キャンプや公式戦の開催を目指しているそうです。
また、読売巨人軍のキャンプ誘致に成功し、2011年から那覇市奥武山野球場を中心とする沖縄県営奥武山公園を第二キャンプ地として使用することが2008年に発表されたばかりです。
那覇市奥武山球場の地図はこちら。
第61回沖展が現在、浦添市民体育館にて催されています。
絵画・版画・彫刻・グラフィックデザイン・書芸・写真・工芸(陶芸・漆芸・染色・織物・ガラス)の創造性溢れる作品を展示。
3月22日から開催されており、4月5日までとなっています。
当日券は大人1000円、小人500円。
各界の秀逸作品960点を一度に見ることができるわけです。
また、4月9日から15日まで、うるま市にて選抜展の開催予定です。
第61回「沖展」出品作品の中から、入賞作品、会員・準会員作品、うるま市民の入選作品を紹介するようです。
沖展会場(浦添市民体育館)の地図はこちら。