今年も「ジー」という高い鳴き声が聞こえてきました。

体長は2cmに満たない日本最小のセミ、イワサキクサゼミです。

毎年3月頃から少しずつ鳴き始め、蒸し暑いこの時期、盛んに鳴いています。

宮古や八重山諸島に生息し、本島では南城市の一部で見られます。

「鉢植えサトウキビ及びススキで幼虫を飼育した結果、 サトウキビでは2年で羽化する個体が多く、 ススキでは3年で羽化する個体が多かった」という研究結果もあり、サトウキビを好むようです。

活動時には葉の表面に、休息時には裏面などにいるようです。

午前9時半~11時頃最も活動が盛んなようです。

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「隆起サンゴ礁」とは、地殻変動によって海水面より上に現われた サンゴ礁のこと。

軽石のように、小さな穴がたくさんあります。

宮古島の代表的な観光地、「東平安名岬」も長さ約2km、幅約250m、高さ約20mの琉球石灰岩から成り立っています。

この地域には65科222種類の植物があり、1980年に「東平安名崎の隆起珊瑚礁海岸風衝植物群落」として沖縄県指定天然記念物に指定されています。

沖縄本島の恩納村にある「万座毛」も隆起サンゴです。

沖縄県以外では鹿児島県のトカラ列島など。

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「サザンプレックス」は「スターシアターズ」という沖縄最大のシネマコンプレックスの一つ。

南風原町宮城に位置し、向かいには南風原ジャスコが建っています。

7スクリーン設けられていて、それぞれ1,056席。

全てバリアフリーになっています。

各サービスデー(月曜日:メンズデー、毎週火曜・木曜:ファーストショー、水曜日:レディースデー、毎週火曜・木曜・金曜:レイトショー)では1,100円で映画が楽しめる他、夫婦デー、感謝デー、映画の日など、様々なサービスが行われています。

サザンプレックスの地図はこちら。

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兄弟小節 歌碑

5月 5, 2011

与那原町の東浜マリンタウンに「兄弟小節(ちょーでーぐゎーぶし)」の歌碑があります。

「いちゃりば兄弟(ちょーでー)、ぬーうち隔ぬあが」という歌詞の意味は「出会えば兄弟、何の隔たりがあろうか」だそうです。

 「いちゃりばちょーでー」、ことわざ言葉が沖縄にはあります。

「人と人が一度逢えば、それも何かの縁であり、兄弟のようなものだ」という意味です。

この唄を作った前川朝昭さんが与那原出身ということから、与那原町顕彰碑・歌碑建立事業会が平成17年に建立しました。

毎年3月4日の「サンシンの日」には奉納演奏会が行われます。

兄弟小節 歌碑の地図はこちら。

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南風原ジャスコ

5月 3, 2011

「南風原ジャスコ」は正式名称を「イオン南風原ショッピングセンター」といいます。

約70もの専門店街が出店しています。

南風原町にあり、2004年5月にオープンしました。

休日はもちろん、平日もお客さんで賑わっています。

朝10時~夜12時までの営業。

「ゆいレール」の首里駅間の無料シャトルバスも運行しています。

ヒーローショーや写真・絵画展・公開ラジオなど各イベントが行われ、最近では脳科学おばあちゃんで有名な久保田カヨ子さんも来店したそうです。

南風原ジャスコの地図はこちら。

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GWを迎え、沖縄県でも各地でこいのぼりまつりが催されています。

写真は「豊見城中央公民館」にて、「第2回こいのぼりまつり」開催中です。

子供たちの手作りこいのぼりが泳いでいました。

「豊見城中央公民館」は豊見城市平良にあります。

4月25日から始まり、5月8日までの予定です。

他にも「奥ヤンバル鯉のぼり祭り」「羽地ダム鯉のぼり祭り」など多くのイベントがあります。

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「テッポウユリ」が見ごろを迎えています。

通常4月から5月ごろに花期を迎え、沖縄各地で人々の目を楽しませています。

ラッパ状の花を横向きに咲かせる姿は特徴的で覚えやすく、純白の色も人気のひとつです。

沖縄では宮古島の東平安名崎や伊江島の群生している「テッポウユリ」が有名です。

伊江島では「第16回伊江島ゆり祭り」が催されています。

5月5日まで開催していますので、絨毯のように敷き詰められた「テッポウユリ」をご覧ください。

ちなみに花ことばは「純潔」「威厳」だそうです。

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南城市知念にある体験滞在交流センター「がんじゅう駅」の玄関正面に、大きな雌雄のシーサーが立っています。

写真は雄の「がんちゃん」。

雄なので、大きな口を開けています。

これの左側には「じゅんこちゃん」がいます。

少しおしゃれをした可愛らしいシーサーです。

その名の通り、「がんじゅう駅」の名から付けられています。

およそ150cmの特大シーサーは、背中に乗れるような形でもあるので、この駅に来る人たち皆の人気者です。

新しい撮影スポットになりつつあるようです。

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沖縄赤瓦

4月 20, 2011

沖縄の民家の屋根といえば赤瓦が有名です。

原材料はクチャ(海洋性堆積物)で、泥岩のこと。約1000度の高温で焼きあげます。

断熱性に優れ、沖縄の風土と景観に適した造りになっています。

最近では一軒家でも赤瓦屋根は少ないですが、沖縄料理店、公園の休憩所、バス停など、沖縄と赤瓦は密接な関係があります。

赤瓦は18世紀頃から普及し、首里城正殿、神社や公の建物の屋根などに使用されてきました。

2009年には、地域の特産品を商標登録する地域団体商標制度で県赤瓦事業協同組合が出願した「沖縄赤瓦」が、特許庁に認定されました。

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斎場御嶽(せーふぁうたき)は15世紀~16世紀の琉球王国時代に造られたものと考えられています。

「せーふぁ」は「最高位」を意味し、「斎場御嶽」は「最高の御嶽」ほどの意味。

王国時代には国家の最高神職である聞得大君が管理し、聞得大君の就任儀式「御新下り(おあらおり)」が行われました。

近年は南城市が整備・管理をして観光誘致に力を入れています。

それまでは、写真の左側の案内碑しかありませんでした。

右側の石碑が新しく建立されたものです。

ちなみに、琉球時代の御嶽は全て男子禁制だったそうで、斎場御嶽も例外ではありませんでした。

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