yakuninyamatoga-「大和井(やまとがー)」は宮古島市にあります。

宮古島はサンゴ礁(石灰岩)で出来ており、生活用水を確保するためには硬い石灰岩を掘らなければなりません。

現在は地下ダムが出来ていますが、それまでは昔の人々は自然にできた洞穴井戸を利用していました。

1992年12月に国の史跡に指定された「大和井」は、周囲約20メートル、高さ約6メートル。

伝承によると、この井戸は首里王府や薩摩藩から派遣された役人専用の井戸で、造りも頑丈で見張り番もいたとか。

庶民はここから50メートルほど離れたところにある簡素な造りの井戸を利用していたようです。

「大和井(やまとがー)」の地図はこちら。

 

 

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