山巓毛(さんてぃんもー)
7月 18, 2016
「山巓毛(さんてぃんもー)」は標高約25メートルの石灰岩丘陵です。
昔の沖縄は、14世紀頃には三山時代となり、北部の北山、中部の中山、南部の南山に分かれていました。
1429年、南山の最後の王・他魯毎(たるみい)が、中山王・尚巴志(しょうはし)の攻撃を受け、妻子ともに自害した場所です。
沖縄戦当時は敵機を発見するための「防空監視哨」が置かれたり、国旗掲揚台があったり、戦跡としても名が知られている場所です。
現在では、糸満ハーレー(海神祭)のときに、この場所でスタートをつげる合図の旗が振り降ろされます。