1873年、ドイツ商船が宮古島の宮国沖で台風のため座礁してしまいます。
宮古島の人々が乗組員たちを助け、手厚く看護したことから、それを知った当時のドイツ皇帝は宮古島の博愛精神に感動しました。
後に現・平良港に博愛精神を称賛した石碑を建てます。
さらに建碑60年後の1936年には、宮古郡教育部会や外務省、日独親善団体の協力で遭難現場であるンナト浜に当時の近衛文麿総理大臣直筆の「独逸(ドイツ)商船遭難の地」の碑が建てられました。
その碑は現在うえのドイツ文化村にあります。
独逸商船遭難の碑(うえのドイツ文化村)の地図はこちら。
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宮古島の伊良部大橋が開通し、観光客が増えたのが「通り池」ではないでしょうか。
国の名勝および天然記念物に指定されている「下地島の通り池」は、一見すると普通の深そうな二つの池。(写真は海側の池)
これらは地下の部分で繋がっていて、さらに海側の池は海とも繋がっています。
この地形は、海岸にあった鍾乳洞が、波によって浸食されて大きくなり、天井が部分的に崩落して形成されたものと推測されています。
ダイビングスポットとしても有名で、海側から入って池に浮上するダイバーたちをよく見かけます。
下地島の通り池の地図はこちら。
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「あぐまぃ どすまい ぷからす酒う ぬぅみぅとうり 飲酒運転ばぁ すぅんどう」
宮古島のお土産品にある宮古方言。
「同級生も友達も楽しい酒を飲んで飲酒運転はしない」という意味だと下に書いてあります。
「ぷからす」とは「嬉しい」という意味もあります。
宮古方言には「ぱぴぷ」などの破裂音が多くあり、他にも「あぱらぎ=美しい」「ぱんびん=天ぷら」「ぱり=畑」などがあります。
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沖縄には方言がありますが、離島となるとまた方言も変わってきます。
その中で、今回は宮古島の方言を紹介します。
お土産品の箱の横側にありました。
「だいずさいが 100万円ぱらーでぃな」
意味はその下に書いてある通り「たいへんさー 100万円支払うか?」。
飲酒運転に対する宮古方言での注意喚起です。
「だいず」は「とっても」「大変な」という意味。
「さいが」は語尾につける言葉で特に意味はありませんが、これを言う人は宮古の人だとすぐにバレます。
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那覇市若狭の旭ヶ丘公園内に、「沖縄芝居顕彰碑」があります。
沖縄芝居の振興に尽くした、先人の功績をたたえ2012年に建立されました。
戦前戦後の約200人の名前が刻まれています。
建立に先立ち、沖縄芝居の先達を末永く奉慰顕彰し、今後の沖縄芝居の発展を祈念して、「沖縄芝居顕彰碑承護之会」が設立。
毎年4月8日を「芝居の日」とし、「沖縄芝居先達 奉慰顕彰祭」が催されています。
当時の除幕式では、「芝居の碑」らしく、祝いの席には欠かせない演舞「かぎやで風」が披露されたそうです。
沖縄芝居顕彰碑の地図はこちら。
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