上天妃宮跡の石門

10月 29, 2015

那覇市には上天妃宮と下天妃宮の二つがありましたが、現在残っているのは、この上天妃宮跡のみです。

上天妃宮が造られたのは、そこにかけられてあった鐘に記されていた年号から、15世紀半ば頃と考えられています。

「天妃」とは皇帝から送られた称号のことで、航海安全の守護神「媽祖(まそ)」とあがめられた女性のこと。

中国南部の沿岸地方で広く信じられていて、琉球にやって来た中国人により、広められて行ったそうです。

石門の周りは琉球石灰岩で造られた石積みと石段。

近隣には小学校、住宅街の中に、ここだけ雰囲気が違うスポットです。

上天妃宮跡の石門の地図はこちら。

by | Categories: 沖縄の歴史・文化 | 上天妃宮跡の石門 はコメントを受け付けていません