「宿道(スクミチ)」とは、琉球王朝時代の間切り(現在でいう市町村)の幹線道路のこと。

当時の情報は、首里王府から国頭、中頭、島尻へと伝えられました。

当然、当時は自動車や自転車もありません。

人々の交通手段は徒歩なので、宿道の至る所に「東屋」が設けられています。

「東屋」とは簡単な休憩所のこと。赤瓦の屋根と座るベンチしかありません。

幕末にペリーが沖縄に上陸し、何日もかけてこの「宿道」を歩いたそうで、その様子はアメリカで出版された「日本遠征記」にあるそうです。

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