宿道の東屋(渡喜仁)
12月 13, 2014
「宿道(スクミチ)」とは、琉球王朝時代の間切り(現在でいう市町村)の幹線道路のこと。
当時の情報は、首里王府から国頭、中頭、島尻へと伝えられました。
当然、当時は自動車や自転車もありません。
人々の交通手段は徒歩なので、宿道の至る所に「東屋」が設けられています。
「東屋」とは簡単な休憩所のこと。赤瓦の屋根と座るベンチしかありません。
幕末にペリーが沖縄に上陸し、何日もかけてこの「宿道」を歩いたそうで、その様子はアメリカで出版された「日本遠征記」にあるそうです。