南風原移民の碑

5月 8, 2013

「世界のうちなーんちゅ大会」が催されるほど、世界には沖縄出身の海外移住者が多くいますが、南風原町からも多く移民者が出ています。

その先は南米、ハワイ、フィリピンなど。

ブラジル移民の中には、移民団の沖縄移民総代となった城間真次郎やのちに日系人初の歯科医師となった金城山戸、天才賭博師「イッパチ」としてブラジルにその名をはせた儀保蒲太がいたそうです。

新垣弓太郎は、中国本土に渡り、孫文の同志として辛亥革命を戦ったといわれています。

総代の城間真次郎さんが詠んだ琉歌「雨や降て湿めて 季節待ちゅらでもの 播(ま)き起きし種の はえなうちゅみ」が刻まれた記念碑が南風原文化センターの敷地内に建てられています。

「1世がまいた種が2世、3世の時代に芽を出し、子孫が繁栄してほしい」という願いが込められているそうです。

南風原移民の碑の地図はこちら。

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