平敷屋朝敏の石碑~瀬長島~

3月 24, 2013

豊見城市に位置する「瀬長島」には、組踊り作者、平敷屋朝敏生誕300年を記念して建てられた石碑があります。

沖縄の組踊は2010年11月16日ユネスコ無形文化遺産に認定されました。

平敷屋朝敏は、勝連町(現在のうるま市)にゆかりのある人物ですが、瀬長島に建てたのは、その中の一作「手水の縁」の舞台となったからです。

記念碑は「手水の縁」「仲風節」「生誕300年顕彰碑」の3つがあり、真ん中が「生誕300年顕彰碑」となります。

左側の碑「世間とよまれる 瀬長山見れば 花や咲き美しさ 匂しほらしゃ」(世に名高い瀬長山を見れば、花は美しく咲き匂いも香しい)。

右側の碑「語て呉れ 恋ひ渡ら 浮世鳥鳴かぬ 島のあらは」(「語ってくれ、恋をしに島に渡ろう この世で夜明けを告げる鳥が鳴かない島があるならば)。