ヤブニッケイ

12月 28, 2011

「ヤブニッケイ」は、クスノキ科クスノキ属の植物。

常緑高木で、高さは15mほどになります。

葉は楕円形で艶があり、それほど厚くはないですが、ごわごわした質感で、何となく波打っていることが多いです。

似たような植物では、他にも「シバニッケイ」や「マルバニッケイ」との雑種らしいものがあるようです。

日本では、沖縄に限らず、九州、四国、本州(福島以南)で分布しています。

乾燥に強く、海岸近くから低地の森林によく見かけることができるようです。

材は庭木、建築材、器具材として利用され、種子からは香油を取ることができます。

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クリスマスが近づき、街は華やかになってきました。

街だけでなく住宅でもイルミネーションの飾りをつけて、道行く人の目を楽しませてくれる家もあります。

写真は豊見城市。平和台という地区の家です。

屋根に大きな星、サンタクロースに扮したミッキーマウスなど。

住宅街のイルミネーションも、この時期にはちょっとした観光スポットになるようです。

沖縄電力は、毎年イルミネーション大賞などを開催し、新聞紙上で発表しています。

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アデク

12月 8, 2011

「アデク」は那覇近辺ではあまり見かけませんが、ヤンバルなどではあちこちで見かけることができます。

これは、那覇近辺はアルカリ土壌で、「アデク」は酸性土壌を好むためだそうです。

フトモモ科の常緑中木で、高さは10mほど。

開花時期は5月~7月。

日本では九州南部、沖縄県に自生します。

樹皮は赤褐色、葉は光沢があり、やや小さめ。

方言名は「アリク」というそうです。

形が良いので、庭木の他、盆栽などにも利用されます。

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テリハボク

12月 3, 2011

「テリハボク」は、あまりなじみのない木ですが、世界の熱帯・亜熱帯地域に自生し、日本では南西諸島や小笠原諸島に自生しています。

原産地はマダガスカル。

成長は遅く、高さは10mから高いものでは20mにもなるそうです。

細めの木に見えますが、材質が硬くて強いので、家屋や舟などの材料にも用いられます。

また、フクギと並んで海岸の暴風保安林や潮害防備保安林として活用されます。

種子からは油が採れますが、食用にはなりません。

外用薬や化粧品原料に使われたり、灯火用にもされ、現在はバイオディーゼル燃料に適するとして利用価値が高まっているようです。

方言名は「ヤラウ」というそうです。

濃い深緑色で独特な香りのあるオイルは、湿疹、吹き出物、乾癬などのあらゆる皮膚疾患に効くといわれ、特に火傷や切り傷などには抜群の効果があるといわれています。

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