肝高の御嶽
10月 25, 2011
沖縄の読みで「ちむたかぬうたき」と読みます。
「肝高(きむたか)」とは、「心豊か」「気高い」「品位ある」という意味をあらわす勝連および勝連城の美称として沖縄最古の歌謡集「おもろさうし」に登場する古語です。
「勝連城跡」の最後の城主・阿麻和利(あまわり)は、農業だけでなく中国や朝鮮などとの貿易によってこの地を反映させたことから「肝高の阿麻和利」と呼ばれることになりました。
「御嶽(うたき)」は拝所と呼ばれ、沖縄各地にあります。
「肝高の御嶽」は、城が滅んでからは祭祀所として使われたそうです。