勝連城跡の歴史
10月 6, 2011
勝連城は、琉球王国が安定していく過程で、国王に最期まで抵抗した有力按司(あじ)阿麻和利が住んでいた城として有名です。
正確な記録はないが、勝連城には10代の城主がいたとされています。
3代目の勝連按司の娘は、のちの中山王察度に嫁入りし、三山が統一してからは、尚巴志の二男尚忠の妃に勝連按司の娘を迎えるなど王府との関係をもつようになりました。
9代目の茂知附按司は、阿麻和利によって倒され、その後ますます勝連は発展していきました。
阿麻和利はクーデターを起こし、琉球を統一しようとしましたが、王府の軍によって滅ぼされました。
沖縄の古い歌謡集「おもろさうし」では、当時の繁栄をみることができるようです。