薩摩藩が1069年に琉球王国を侵略してから、宮古・石垣には「人頭税」が施行されていました。

「人頭税」は廃藩置県がしかれた後も「旧慣温存」という政策で計約200年以上続き、農民たちを苦しめました。

そこで福里出身の西里蒲、保良出身の平良真牛、那覇出身の城間盛安、新潟出身の中村十作の4人が先駆者となり、人頭税廃止にこぎつけました。

この顕彰碑は、四氏の顕彰をたたえ、城辺町に建立されました。

(旧の城辺町町役場の前。)

実際に四氏がした運動は、東京へ出向き、各新聞社で宮古の実状を話したり、国会に直接請願したりしたものです。

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