旧正月の糸満漁港
2月 4, 2011
旧正月を祝う風習が残る沖縄県の各地では、新年を祝う伝統行事が行われました。
特に「海人の街 糸満」では根強く残っていて、漁港では今年1年の豊漁と航海安全を祈願し、漁船に色とりどりの大漁旗が掲げられます。
元々大漁旗は、帰港時に漁獲高が多かったことを知らせる目的で使われたそうです。
それが新しく漁船をあつらえた際に親しい人から贈られたり、船の新調以外でも祝いの品として贈られたり、正月の初乗りなど様々な用途で利用されるようになりました。
いずれもおめでたい意味で掲げます。
糸満市内では、住宅前にも「しめ縄」や「謹賀新年」のポスターなど貼られている光景がありました。