安波節
12月 30, 2010
「安波節」は、琉球古典を学ぶ人ならこの曲から入ることが多いといわれている節。
安波節の発祥の地・安波集落は本島北部の国頭村にあり、前面に海、三方を山に囲まれ清らかな2つ川の流れる、山紫水明の集落でもあり、安波川のほとりには安波節の歌碑が建っています。
写真にある碑は2番の歌が掘られたもので、
「安波ぬまはんたや 肝しがり所 宇久ぬ松下や になし所」と歌います。
「安波(地名)の崖は、心を通わすところで(そこで気が合えば)宇久(地名)の松の下は、愛し合うところである」という意味。