泡瀬ビジュル(神社)

11月 17, 2010

「泡瀬ビジュル」は、義正という在番役が、退職後に海面に浮かぶ霊石を見つけて持ち帰り、霊験あらかたなるビジュル神として祀りました。

島の西側礎のほとりに石祠を建てて安置し、信心したのがビジュル神信仰の始まりと言い伝えられています。

旧暦の9月9日には、ビジュル参りの例祭があり、無病息災、子安、子授けなどの祈願に参拝者が絶えないそうです。

「ビジュル」というのは、沖縄では信仰の対象とされる霊石のことで、多くは人形(ひとがた)をした自然石です。

「ビジュル」のほかに、古語としてのビンジルはじめ、ビンジリ、ビジリ、ビンジュル、ビジュンとも呼称されています。

泡瀬ビジュルの地図はこちら。