ココヤシ
10月 13, 2010
果実はココナッツとして有名ですが、沖縄の街路樹に植えられている「ココヤシ」はあまり実ををつけず、結実したとしても成熟しません。
果実は海水によく浮かび、遠距離への種子の散布が可能であり、利用価値も高いことから、熱帯地方でよく栽培されています。
幹は直立せずにやや斜めに伸びていきますが、写真の「ココヤシ」は添え木で補助しています。
耐寒温度は12度。
品種改良などで大きくならないものもありますが、大きいものでは30mを超えるものもあるようです。
果実が自然に落下した場合は、人間などに当たれば大怪我をするので、観光地では、熟した果実をあらかじめ落として回ることも重要な作業であるそうです。