「伊江島」は沖縄県国頭の「伊江村」からなる島です。
沖縄本島、本部(もとぶ)半島の西方10キロメートルに位置し、面積は22.73平方km。
主に琉球石灰岩から構成され、平面地ではありますが、写真で見るように島の真ん中に城山(ぐすくやま)、通称「伊江島タッチュー」は古生層チャートの残丘。
交通手段は本部港からの船便と航空便。航空便は定期路線はありません。
船便は本部港からおよそ30分で行き来できるので、日帰りができる離島としても人気がありますが、島の北西部には在日米軍の伊江島補助飛行場があるなど、基地の島でもあるのです。
現在は島の約35%が基地となっていますが、島民の反対により返還されるまで一時期は約半分が基地だったそうです。
戦跡や施設も多く残っており、修学旅行としても利用されることが多い島です。
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勝ちゃん |
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「ヤエヤマヤシ」は、ヤシ科ヤエヤマヤシ属、1属1種のヤシ。
高さは約10m~20m。台風にも強く、60mの強風にも耐えられるそうです。
国際通りには2008年から街路樹として移植されました。
石垣島には「ヤエヤマヤシ」の群落があって観光地となっています。
西表島にも群落はありますが、直接行くのは困難なようで、遠くから眺めるだけのようです。
今から約百万年前、中国大陸と日本列島が陸続きだった頃やって来たヤシが繁殖して、現在まで残っているそうで、「ヤエヤマヤシ」という名は、そこに群落として自生している八重山諸島から由来しています。
「ヤエヤマヤシ」が自生するのは、日本では石垣島と西表島だけで、国の天然記念物にも指定されています。
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勝ちゃん |
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沖縄の動植物 |
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「週刊レキオ」は、「琉球新報」の副読紙として、株式会社週刊レキオ社が毎週発行しています。
内容は沖縄の最新ローカル情報。
ドライブコースや観光情報、イベント案内や時の人まで扱い、読者の投稿も人気があります。
1985年、4月1日創刊。2004年5月27日に紙齢1000号を数えました。
大航海時代、琉球は東南アジアの中継貿易国として栄えた頃、ポルトガルは琉球のことを「レキオ」と呼び、沖縄の人たちは「レキオ人」として知られていました。
そこから由来して「週刊レキオ」となったようです。
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勝ちゃん |
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「琉球新報」は、沖縄の地方新聞の一つ。
沖縄県では最も古い新聞社の琉球新報社が発行しています。
現在は「沖縄タイムス」とシェアを二分しています。
マスコットキャラクターは「りゅうちゃん」。ゆるキャラとして人気を集めています。
2009年3月、「広告需要の長期低迷と、用紙代やインキ代など資材高騰による新聞製作コスト上昇」の理由で夕刊を廃止しました。
「琉球新報」が初めて発行されたのが1893年。1945年の沖縄戦でも発行していましたが、首里城が陥落すると事実上の終刊を迎えます。
終戦と同時に復刊し、那覇市天久の本社を中心に、県内各地へニュースを発信し続けています。
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那覇市のすぐ隣にある浦添市。
その浦添市の象徴となっているのが「てだこ」=「太陽の子」です。
「てだこの街」として浦添市民はもちろん、多くの県民の間でも馴染んでいます。
これは、琉球王国時代に栄えた浦添城の王・英祖王の父が太陽であった、という伝説からきています。
「てぃだ」=「太陽」に「こ」がつき、「てだこ」=「太陽の子」。つまり英祖王のこと。
行事などにも「てだこ」を使用することが多く、毎年行われる「てだこ祭り」が有名で、市をあげて盛大に催されます。
写真は浦添市役所前の案内版。
これも「てぃだ」をモチーフにしたものだと思われます。
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勝ちゃん |
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沖縄の歴史・文化 |
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