興南高校 夏の甲子園初優勝
8月 21, 2010
第92回全国高校野球選手権大会の決勝戦は、沖縄の興南高校が13-1で東海大相模を下し、初優勝しました。
沖縄県勢が夏の甲子園で優勝するのは初めて。
さらに、史上6校目という春夏連覇を成し遂げました。
沖縄は米国統治だった1958年夏、首里高校が甲子園に初出場。球児たちが持ちかえった甲子園の土が、植物防疫法にひっかかり、廃棄処分されたこともありました。
そして沖縄県勢は72、73回大会で沖縄水産が2年連続の決勝進出を果たしますが、優勝を逃します。
第92回大会の今大会、県民の悲願でもあった深紅の優勝旗を沖縄に持ちかえることができました。
写真は優勝を決めた島袋投手と山川捕手。(朝日新聞より)
さらに、島袋投手、山川捕手、真栄平大輝内野手、国吉大陸内野手、我如古盛次内野手が全日本選抜チーム18人に選ばれ、日米親善試合のためアメリカに派遣されることが決定しました。
ちなみに我喜屋監督は「小さなことに気付けない人間は大きな仕事はできない」として、選手たちの朝の散歩でゴミ拾いをしているそうです。