nahasiyakusyo-new.jpg7月8日は「なはの日」。

その日に、那覇市役所の新庁舎建設工事の安全祈願が行われました。

老朽化に伴い、新庁舎の建設予定が計画されたのは平成18年。市民アンケートなどを実施し、基本構想、設計作業を進めてきました。

その内容は、「大規模地震に耐える免震構造」、「地上12階、地下2階」、「自動車約230台分の駐車場完備」など。

約2年3カ月の工事期間を経て、2012年秋に完成予定とのことです。

写真は完成予定イメージ。(那覇市の広報より)

現在は那覇新都心の仮庁舎で業務を行っています。

那覇市役所新庁舎の地図はこちら。

nohagawa-serikyaku.jpg「饒波川」は那覇市と豊見城市の間を流れる漫湖から続いている支流で、国場川とも繋がっています。

漫湖は沖縄最大の干潟で、ラムサール条約による湿地保全区域にも登録されています。

「饒波川」にも湿地帯の動植物が生息します。

メヒルギを中心としたマングローブ林や、サギの仲間など。

河川の距離はおよそ2.5kmで短い河川ですが、合流した国場川を併せると、豊見城市、南城市、南風原町、糸満市、八重瀬町など、沖縄県本島南部をほぼ横断します。

平坦な丘陵地を流れ、また支流も少ないため、河川延長の割に流域面積が狭いです。

饒波川(勢理客橋付近)の地図はこちら。

勢理客橋

7月 24, 2010

serikyakubasi.jpg「勢理客橋」は、沖縄県本島南部の豊見城市豊見城にあります。

漫湖から続く饒波川に架かっている橋で、「石火矢橋」と同じく、琉球王朝時代に架けられた橋だそうです。

豊見城市豊見城から、豊見城市高安へと架かっている橋は、生活利便のためや、首里城軍隊派遣のために架けられたものだと思われます。

周辺は農耕地に囲まれていて、ひっそりとした場所ですが、地元の人には「近道」として知られ、交通量もそれほど少なくありません。

また、鳥類が多く飛来する漫湖の続きである饒波川に架かっているため、この「勢理客橋」でも、カワセミやサギの仲間など多くの鳥類を確認することができます。

勢理客橋の地図はこちら。

桜坂劇場

7月 22, 2010

sakurazaka-gekijou.jpg「桜坂劇場」は国際通りと平和通りの間にある「桜坂」という通りにあります。

「桜坂」は、沖縄戦後のアメリカ統治下ではバー、スナック、キャバレー、映画館などが建ち並び、賑わった歓楽街です。

最近ではモノレールの駅が近いこともあり、カフェやクラブ、長期滞在者向けのゲストハウスが増えています。

1953年に開業した「桜坂シネコン琉映」が生まれ変わり、2005年7月に「桜坂劇場」となりました。

劇場内にはカフェや雑貨店があり、映画を楽しむだけでなく、ライブやイベントも随時開催されているようです。

上映される映画は、ミニシアター系ものが多く、沖縄を題材にした映画も多く上映されています。

桜坂劇場の地図はこちら。

むら咲むら

7月 21, 2010

murasakimura.jpg沖縄県本島読谷村にある「むら咲むら」は、体験型テーマパークで、シーサー作りや紅型、吹きガラスなどが体験できます。

15世紀ごろの琉球王朝時代、その街並みを再現しており、赤瓦の屋敷がそれぞれ体験場となっています。

他にも琉球料理と琉球舞踊が楽しめる「謝名亭」、シュノーケリングや釣り、ダイビングが楽しめる「海の体験メニュー」など、一日いても飽きないほどの豊富なメニューがあるテーマパーク。

2010年7月27日には、「体験型施設ホテルむら咲むら」がオープンの予定です。

エイサー体験やサンシン体験など芸能文化に触れるのもよし、吹きガラスや紅型体験なお工芸を体験するのもよし、海で思い切り遊ぶのもよし。

体験時間は9時~18時(受付は17時まで)となっています。

「むら咲むら」の地図はこちら。

haibisukasu-kiiro.jpg沖縄の花といえば、真っ先にあげられるのが「ハイビスカス」。

真っ赤な色の「ハイビスカス」がイメージとして強いようですが、沖縄では他にもたくさんの色を見かけます。

ピンク、赤、オレンジ、白、桃色など様々。

また、一般的に「ハイビスカス」は「ブッソウゲ」というらしいのですが、「ハイビスカス」と呼ばれるものは、主に熱帯や亜熱帯地域で見られる種類のようです。

元々雑種植物なのに加え、食用、繊維用、観賞用などとして栽培されながら複雑な交配を繰り返し、種類は約8000種類といわれています。

ハワイでは州花に指定され、マレーシアの国花、沖縄市の市花でもあります。

ちなみに「ハイビスカスティー」という飲み物がありますが、実際には「ハイビスカス」とは異なり、アフリカ産の「ローゼル」という種類だそうです。

hyosiki-gurandooriondo-ri.jpg「グランドオリオン通り」は、この通りにあった映画館「グランドオリオン」から由来しています。

国際通りにある、琉球銀行壺屋支店横から入る道が、「グランドオリオン通り」の入り口。

そして2車線から一方通行になったところで、「グランドオリオン通り」は終わりです。

映画館「グランドオリオン」と「グランドオリオン2」があったオリオンシネマセンターは2002年にすでに閉館されていて、この通りの名前だけがいまだに残っているようです。

「グランドオリオン通り」周辺は古い建物とコインパーキングなどの駐車場がひしめき合っています。

国際通りには、横から入る筋道(すーじぐゎー)がたくさんあって、それぞれに通り名がついています。

「平和通り」をはじめ「市場本通り」、「 浮島通り」、「 桜坂通り」、「竜宮通り」など。

グランドオリオン通り(入口)の地図はこちら。

tenbusunaha.jpg観光客で賑わう国際通りに、「那覇市ぶんかテンブス館」はあります。

那覇市の、新たな文化発信拠点として建てられた施設で、コンサートなども催せる「テンブスホール」、防音機能を施した「音楽スタジオ」の他、多目的室やギャラリーなどが整備されています。

琉球舞踊公演をはじめ、お笑いライブやピアノ発表会など、様々なイベントが毎月催されています。

サンシン教室、エイサー教室、琉球料理教室など、沖縄の伝統文化を学べる体験学習も盛んです。

場所は、国際通りの三越斜め向かい。地下駐車場も利用できるようですが、毎週日曜、12時~18時まで、国際通りは歩行者天国となります。車で行く場合には気を付けてください。

那覇市ぶんかテンブス館の地図はこちら。

velo-taxi.jpg「ベロタクシー」とは、自転車タクシーのこと。

「velo」はフランス語やドイツ語で「自転車」という意。

ドイツで開発された「ベロタクシー」は、アテネオリンピックやW杯などで運行され、日本で最初に運行されたのは2002年京都府でした。

それから東京や奈良、大阪などでも運行が開始され、沖縄県那覇市の国際通り周辺で運行が始まったのは2004年。

人と環境に優しい乗り物として、日本各地で運行されています。

「ベロタクシー」は自転車なので、法律上は誰でも運転することができます。

しかし、車道を乗客を乗せて走るという性格上、ドライバーは普通自動車運転免許証もしくは自動二輪免許の所持、道路交通法の遵守が必須要件となっているようです。

ちなみに沖縄でのベロタクシー乗車賃は500mまで350円。以降100mごとに50円加算されます。

観光貸切では、一人3500円、二人では5500円(2時間)。

benihimonoki.jpg「ベニヒモノキ」の名前はは、赤い花穂が垂れ下がってひも状になっていることから由来しています。

トウダイグサ科の常緑性低木。耐寒性はなく、暑さには強いため、熱帯植物の仲間だと思われます。

原産地はインドやマレー半島です。

葉は大きめで緑色。樹高は2~3mほどになり、5月から秋にかけて花期を迎えます。

写真の「ベニヒモノキ」は花が咲いていませんが、今度紹介したいと思います。

鉢植えで出回ることもありますが、庭木などでたまに見かけることができます。

別名「サンデリー」、「フォックステイル」とも言い、花が白い色をしているのもあるようです。