オキナワキョウチクトウ
6月 30, 2010
「オキナワキョウチクトウ」は、別名「ミフクラギ」といいます。
花や葉を折ると白い樹液が出てきますが、これが目に入ると腫れることから由来しています。(めがふくらむ→ミフクラギ)。
原産地はインド、マレー半島で、日本では奄美大島以南から琉球各島に分布する常緑高木。キョウチクトウ科の仲間です。
沖縄では国道沿いや公園などに植えられていて、海岸などでもよく見かけることができます。
枝の先に細長い葉をつけ、花は5月頃から白い花が咲き始め、夏にピークを迎えます。
果実はマンゴーのような形をしています。
中身が繊維質になっていて海水に浮いて遠くへ分布、九州南部や関東にも流れ着くことがあるそうです。
また、強力な毒性を利用して、魚毒や殺鼠剤の原料に用いられます。