夏の始まりへ2010

6月 27, 2010

semidappi2010.jpg沖縄では、梅雨が明けてからは毎日真夏の日差しが続いています。

沖縄気象台の発表では、向こう一週間30度以上の気温が続くそうです。

雲が多く、時折雨が降ることもある沖縄ですが、夏真っ盛りの日々。

そんな中、脱皮直後のセミを発見しました。

時間は夜9時頃。これは夜の間に羽を伸ばし、敵の現れる朝までには飛行できる状態にするためだそうです。

成虫期間は1~2週間ほどと言われていますが、これは成虫の飼育が困難ですぐ死んでしまうことからきた俗説で、野外では1か月ほどとも言われています。

ちなみに幼虫の姿で地中に長い間過ごすことはよく知られていますが、実際に卵を産むのは樹皮の穴。そこからふ化し、地中に潜るのだそうです。

そしてこれはほとんどの人が知っていることだと思いますが、真昼の暑い時間帯に鳴くセミは少なく、比較的涼しい朝夕の方が多くの種類の鳴き声が聞かれます。