宮古馬
6月 15, 2010
宮古馬(みやこうま)は、宮古島で飼育されてきた日本在来種の馬のこと。
普通の馬に比べて小型で、体型はおよそ110cm~120cm。ポニーのような大きさ。
13世紀頃から飼育され、14世紀頃には中国へ輸出していたそうです。
蹄が堅いため、サンゴ石の道路や、表土の薄いサトウキビ畑での農耕に適しており、明治時代に宮古島でサトウキビの栽培が始められると、農耕馬として活躍。
1991年1月16日に沖縄県の天然記念物に指定されました。
現在はサトウキビ栽培の機械化などの原因により、数が少なくなってきていますが、西平安名崎の放牧場や荷川取牧場などで、観光用として飼育されています。