野國総官の墓
5月 29, 2010
「嘉手納マリーナ」内に、「野國総官の墓」が建てられています。
樹木の生い茂った中の、ひっそりとした場所ですが、墓の内外に「野國総管墓供養碑」「野國野国由来記」の碑も建立されています。
1956年(昭和31年)2月22日に県文化財に指定されました。
野國総官は中国から甘藷(イモ)を持ち帰り、自分の村で栽培し、近隣の村に分配。
その後15年ほどかけて沖縄中に広まり、沖縄は飢饉から救われたことから、野國総官は「ウンムウフス(甘藷大主)」と呼ばれるように。
1700年に野国地頭だった章氏野国正恒が自分の財産で野國総官の墓を建てたといわれています。