ドルから円へ
3月 31, 2010
太平洋戦争後、沖縄はアメリカの統治下におかれ、日本本土との行き来もパスポートが必要でした。
通過単位も「円」ではなく「ドル」。
1972(昭和47)年5月15日、戦後27年間に及んだアメリカの統治が終わり、沖縄が日本に復帰することになりました。
パスポートも不要でドルから円の生活に変わりました。それまでの交換レートは1ドル=360円。
復帰時には変動相場制への移行で1ドル=305円。
日本政府の補償などもありましたが、沖縄全体が受けた損失は大きいものでした。
今のおじぃ、おばぁからはドル生活の話を聞くこともできるでしょう。