gyokusendo-syounyudo.jpg沖縄を代表する鍾乳洞「玉泉洞」が、本島南部の南城市玉城にあります。

「おきなわワールド」内にあり、昭和42年、愛媛大学学術探検部が調査を行った結果、初めてその全容が明らかになったそうです。

30万年という歳月を経て自然が創り出したもので、1年に3ミリしか成長しません。

ですが、他府県に比べるとこれは早い方なのだそうです。

これは、雨が多く降る亜熱帯地域の高温多湿という気候が原因とされています。

2008年には、武芸洞という場所から2500年前の人骨と石の棺、貝珠の腕輪が発掘されました。

玉泉洞~おきなわワールド~の地図はこちら。

okinawakenkoutougakkou-syod.jpg沖縄県内の高校生が一堂に出品する書道展が、本日29日午後1時から催されています。

場所は新都心にある県立美術・博物館の県民ギャラリー。

建物に入って右手の通路奥です。

今回で21回めをむかえ、本島の高等学校はもちろん、離島からもたくさんの出品がありました。

31日(日)まで催されていますので、書道愛好者はもちろん、そうでない方も沖縄の高校生の筆さばきを一度ごらんになってください。

入場は無料。

ryutanike.jpg沖縄の歴史を語る上で欠かせない「首里城」。その首里城の敷地内に「龍譚(りゅうたん)池」はあります。

15世紀半ば、琉球を訪れた冊封使のすすめで、時の王、尚巴志が造成しました。

池の周りには遊歩道があり、散策することができます。

これから春を迎える沖縄では、池の周りの植物が花を咲かせ、それが池に落ちてもまた風流です。

写真には写っていませんが、池の中に小柄な建物が建てられています。これは「弁財天堂」といい、16世紀初め、朝鮮の王から贈られた方冊蔵経を納めるために建造されたそうです。

sakuramaturiannai.jpg日本一早い桜まつりが、沖縄県北部地域で開催しています。

一番早いところでは「本部八重岳桜まつり」が16日から開催されていますが、これから至るところで順に開花と同時に催されていきます。

普通は、桜は北上していくものですが、沖縄の桜は北部から咲き始め、南下していきます。

「桜は厳しい寒さを乗り越えて、暖かい気候になると咲く」と言われていますが、沖縄の場合は寒さが足りないため、寒波が南下してくるのを待って、先に寒くなる北部から咲き始めるというわけです。

写真は某スーパーでの案内です。北部の案内しかありませんが、この他に那覇市や八重瀬町でも桜まつりは催されます。

ムーチーの日2010

1月 22, 2010

mu-ti-nohi2010.jpg今日は旧暦の12月8日でムーチーの日です。

「ムーチー」とは、練ったもち米粉をサンニン(月桃)の葉やクバ(ビロウ)の葉で包み、蒸したものです。

沖縄では昔から1年に1度、健康を願って食す、年中行事の一つ。

子供のいる家では、その歳の数を食べて「豊かに成長できますように」と願います。写真は紅いもムーチー。

余談ですが、沖縄では「ムーチーの日には寒くなる」ことが多く、この時期を「ムーチービーサ」と呼んでいます。

これは、この時期は例年全国的に寒波が襲来するためですが、数日前には暖かかった沖縄も今日、「ムーチービーサ」といわれる通り冬の気候に戻りました。

ナスチャンプルー

1月 20, 2010

nasu-tyanpuru.jpg沖縄の伝統料理で有名な「チャンプルー」。

炒め物ですが、材料によって名前も変わります。

今回は「ナスチャンプルー」。

写真にあるのは味噌で味付けしたもの。ナスとヘチマは味噌で味付けすることが多いようです。

その他、ポークや島豆腐など、沖縄料理に欠かせない材料を使用することによって、沖縄の「チャンプルー」になります。

「ゴーヤーチャンプルー」は有名ですが、「ナスチャンプルー」、「ヘチマチャンプルー」なども沖縄料理の大衆食堂に行けば、セットとして大体メニューにあります。

部分日食2010

1月 15, 2010

bubun-nissyoku2010.jpg1月15日の午後6時前、西へ沈む直前の太陽が一部欠け、「部分日食」が起こりました。

写真は琉球新報の写真で、石垣島で撮影されたものです。

沖縄地方は観測条件が最も良く、まるで三日月のように沈んでいく太陽が観測されました。

日本では「部分日食」しか見られませんでしたが、アフリカからインド洋を通って中国にいたるまでの地域では、太陽がリング状に欠ける「金環日食」が見られたようです。

次回、日本での「金環日食」は、2012年5月21日に関東や東海、九州南部で起こり、そのほかの地域でも部分日食になるそうです。

また、「部分日食」が見られるのは来年6月2日で、今度は北日本で観測できるようです。

ジューシー

1月 14, 2010

ju-si-.jpg「ジューシー」とは、沖縄風の炊き込みご飯といえば分かりやすいかもしれません。

沖縄の伝統食で、肉や野菜を入れて炊き込むご飯のことです。

肉(主に豚肉)、しいたけ、にんじん、昆布が主な材料。

豚だしを使って炊き込むので、ご飯粒に脂がまぶされ、ぱさつきがちな古米をつややかにしっとり仕上げてくれるそうです。

「フーチバー(よもぎ)」を入れれば「フーチバージューシー」。

いもの葉を入れれば「カンダバージューシー」。

行事の時によく食べますが、1月7日の七草がゆの代わりに食べる家庭も多いです。

kakizomesekisyotaikai2010.jpg記念すべき第20回1,000人書き初め席書大会が、県立奥武山武道館にて催されました。

書家の茅原南龍先生が特大の筆で「春虎」と揮毫。(写真の舞台中央)

最年少5歳から最高年齢62歳まで、1240人の参加者が当日発表の課題を、新年への思いを胸に筆を走らせていました。

もちつき大会では参加者はもちろん、一般観覧者も参加できます。

表彰式では、沖縄では唯一この書き初め大会だけの「内閣総理大臣賞」に豊里美結さん(中1)が選ばれた他、「文部科学大臣賞」「北方及び沖縄対策大臣賞」などの特別賞、そして優秀賞が選ばれました。

tomisirosyo-si-sa.jpg豊見城市瀬長に、豊見城署があります。

豊見城署の入り口では「交通安全」の旗を持ったシーサーが大きな口を開けて出迎えてくれます。

豊見城署は小禄地区と豊見城市全域を管轄とし、空港の防犯対策も行っています。

シーサーはかなり大きなサイズで、台に乗っているせいか人間の身長より大きめ。

2匹1対になっていて、大きなシーサーが2匹も入り口にいるとかなりの迫力があります。

地域の安全を守る豊見城署の、魔よけ担当です。