tokkurikiwata-hana.jpg沖縄地方はここ2日間、11月下旬並みの寒さでした。

そんな中、9月から徐々に咲き始める「トックリキワタ」の花。

濃いピンク色の花が、この秋1番の寒さを迎えた沖縄を色づかせます。

浦添の国道330号線などで車を走らせていると、トックリキワタの並木が目に入ってきます。

花が咲いているのはまだまだ数えるほどですが、これから12月にかけて満開の時期を迎えるようです。

トックリキワタが沖縄に入ってきたのは1963年。琉球政府の派遣医師として赴任先のボリビアから帰国した当間恵三氏によって種が持ち込まれたのが初めて。

それから1987年の「花の国際交流事業」にて、ブラジル、ボリビア、アルゼンチン、ペルーの県人会から寄贈されて広まったようです。