沖縄の「島バナナ」は、普段私たちがスーパーや八百屋さんで目にする輸入バナナの約半分ほどの大きさ。
モンキーバナナと同じくらいの10~15cmほどの長さですが、モンキーバナナとは違います。
マレー原産のバショウ科に属し、輸入バナナよりも甘みと酸味が強いのが特徴。
1870年頃から小笠原諸島より伝わったそうですが、お店で見かけることはあまりなく、普通の民家や畑で見かけることができます。
たまにお店に出ると高額な値段がつきますが、それは「島バナナ」が産業化しておらず、流通ルートが確立していないために、流通の過程で非常に高いコストがかかるためです。
よって、「島バナナ」は本土の人にとっては「幻のバナナ」とされることも多いようです。
今日のスポーツニュースでご存知の方も多いでしょうが、沖縄県東村出身のプロゴルファー宮里藍選手が米ツアーにて初優勝。
フランスで行われたエビアン・マスターズに参戦した宮里藍選手は、レッスンプロの父、優さんの影響で4歳でゴルフを始め、03年9月のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンでアマ選手として30年ぶり、国内ツアー史上最年少での優勝を達成。プロに転向後、06年から米ツアーに本格参戦しました。
スウェーデンのソフィー・グスタフソンとのプレーオフでは、「手が震えたが、緊張している自分を含めてうまくコントロールできた。」と話しています。
ニュースでは沖縄県民の喜びの声も多く取り上げており、「沖縄県民の誇り」「世界の宮里藍に成長した」など、新聞でも一面トップを飾りました。
なお、24歳での初優勝は日本人で史上最年少だそうです。
写真提供:琉球新報。
2009年7月22日、日本の陸地では約46年ぶりとなる皆既日食が観察されました。
皆既日食とは、太陽が月に隠れてしまう現象です。
太陽が部分的に隠される「部分日食」ならば国内でも2~3年に1度の割合で頻繁に見られますが、皆既日食となると数十年に1度しか起こらず、大変珍しい現象のようです。
この感動の瞬間を一目見ようと、沖縄本島では多くの人が日食グラスを片手に北部地域に集まりました。
沖縄地方では94%の部分日食でしたが、屋久島や奄美大島の一部の島で、皆既日食が見られたようです。
日食中の気温が、那覇で1.5度低くなるなど、肌で感じることができた人も多かったのではないでしょうか。
写真は琉球新報提供のダイヤモンドリング。
「糸満市喜屋武公園」は、糸満市喜屋武にあり、大通りから筋道を曲がっていくと、コミュニティーセンターの隣に位置します。
駐車場は6台ほど収容可。公衆トイレもあります。
公園内は「いのりのゾーン」、「ひかりのゾーン」、「コミュニティゾーン」、「いやしのゾーン」があり、写真は「コミュニティゾーン」。
この日は近くの住民らしきお年寄りたちがグランドゴルフを楽しんでいました。
「いのりのゾーン」にはいくつかの拝所と遺跡があり、防空壕も見つけました。
沖縄独特の熱帯植物がたくさん生えているので、休憩所やベンチの他にも涼む場所がたくさんあります。
入場料はなく、普通の公園といった感じです。
糸満市喜屋武公園の地図はこちら。
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「琉球漆器」とは、沖縄の伝統工芸の一つです。
15世紀初めに製作が始まったと考えられていて、その技術、芸術さが高く評価されて今でも贈り物などに選ばれる品物です。
中国からの影響が大きかった琉球時代、「琉球漆器」も中国の技法からヒントを得た物で、さらに独自の技法を生み出し、沖縄独自の伝統工芸が完成しました。
また、「琉球漆器」はデリケートな工芸品で、直射日光はもちろん、電子レンジも不可。
食器洗い機、乾燥機に入れたり、スポンジやタワシでごしごしこするもの禁物です。
写真のお店「株式会社 琉球漆器」は、本社を豊見城市の真玉橋に置き、観光ルートである糸満市にも糸満店をオープンさせました。
創業100年の歴史を持ち、「琉球漆器」の老舗となっています。
琉球漆器 糸満店の地図はこちら。
「喜屋武埼(きゃんざき)灯台」は、元々、現在の位置より東に120mほど離れた位置にあったそうです。
大戦の後にアメリカが建てた「荒埼灯台」というものです。
しかし近海を航行する船舶から、光が弱くて見えないという苦情が相次ぎ、昭和47年6月に海上保安庁が現在の位置に建て直し、さらに昭和60年に改築したそうです。
高さ約15m。光が届く距離は約34km。
現在も、海上保安庁が管理し、航行の安全を守っています。
ちなみに私たちは普段、この一帯を「喜屋武岬」と呼んでいますが、灯台の名前が「喜屋武埼灯台」ということを知っている人は少ないようです。
灯台(喜屋武埼)の地図はこちら。
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沖縄県本島南部、糸満市に喜屋武(きゃん)岬があります。
沖縄本島最南の灯台で、東シナ海に面しています。
写真の右に写っているのが「平和の塔」ですが、ここになぜ、「平和の塔」があるのかというと・・・。
激戦となった沖縄の地上戦、住民たちは鉄砲の弾から逃れるために南へ、南へと追い込まれていきました。
最後には断崖絶壁の海しかなく、住民たちは次々と海へ身を投じたそうです。
その数はなんと1万人という多くの人々。
悲しい歴史を繰り返さないこと、御霊をなぐさめることとして昭和27年、「平和の塔」が建てられました。
実はこの「平和の塔」、昔は青くなかったようです。
なぜ青色になったのかは分かりませんが、元はコンクリート地の塔だったようです。
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沖縄県の特産品の一つ、「ドラゴンフルーツ」が収穫の時期を迎えています。
「ドラゴンフルーツ」は見た目はサボテンのようで、属性もサボテン科ヒモサボテン属です。
原産は南メキシコ、中央アメリカ諸国で、日本では沖縄や九州で栽培されています。
7月から11月までの時期に数回収穫されるようです。
果実の中身は主に赤と白があり、わずかな形の違いから見分けることができます。
ちなみに中身が赤の果実はほんのり甘く、白の果実はさっぱりした酸味のようです。
両者ともに種子ごと食べられるため、キウイフルーツのような食感。
栄養素は、アルプミン、アントシアン、ブドウ糖、リン酸、ポリフェノール、食物繊維、カロチン、カルシウム、鉄、ビタミンB1・B2・B3、ビタミンCなどで、美容に良いフルーツとして注目されています。
食べる際、中身が赤い果実は色素が非常に強く、服につくと洗っても落ちないようなので気をつけましょう。
「前浜農村公園」は、来間大橋の入り口の左わきにあります。
一見、公園には見えないですが、公園名と、平成7年3月に竣工という記念碑がありました。
ちなみに来間大橋の開通も平成7年3月です。
ちゃんと駐車場(車10台ほど収容)もあり、公衆トイレ、休憩所もあります。
車から降りて奥に進むと、穴場のようなビーチに出ることができます。
どうやら、トライアスロンで有名な「前浜ビーチ」と繋がっているようで、地元の人たちがたまにそこで泳ぐようです。
ビーチのすぐ脇には来間大橋のスタート地点。下から見る1km以上の大橋は圧巻です。
前浜農村公園の地図はこちら。
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今日は、東平安名崎にある、「マムヤの墓」を紹介します。
駐車場から歩いて灯台に向かう途中、左手に大きな岩のような、洞窟のようなものがあります。
これが「マムヤの墓」です。すぐ横には説明文もありました。
昔、マムヤという絶世の美女が野城按司と恋仲になりました。
しかし野城按司には妻子がいて、結局マムヤは捨てられることになり、按司の心変わりを嘆いたマムヤは平安名崎の絶壁から身を投じました。
悲嘆にくれたマムヤの母親が、「再び、この村に美人が生まれないように」と神に祈ったそうです。
いつ頃からか、この巨石がマムヤの霊を弔う「マムヤの墓」として言い伝えられるようになりました。
平成3年4月9日に、宮古島市の指定史跡となりました。
マムヤの墓の地図はこちら。