イリオモテアザミ
6月 29, 2009
宮古や八重山、与那国などで、夏の海岸沿いに見かけることができる「イリオモテアザミ」。
パッとみると可愛らしくてふわふわした花ですが、葉にトゲがあるので注意が必要です。
日本国内では宮崎や鹿児島などの九州地方、そして伊豆半島や紀伊半島などでもアザミの仲間をみることができるようです。
奄美大島から徳之島に分布しているアザミを「アマミンシマアザミ」、宮古島から与那国島に分布のものを「イリオモテアザミ」として区別します。
根が太くまっすぐに地中に伸びてゴボウに似ているため、西表島では「ハマゴボウ」と呼ばれます。
根っこの煎じ液は薬用になり、火傷・腫物・打身などに効くようです。