tyo-sen-asagao.jpgチョウセンアサガオは、別名マンダラゲ(曼陀羅華)、キチガイナスビともいいます。

原産地は南アジアで、名前にある「チョウセン」とは地域をさすものではなく、単に「海外から来た」という意味で使われているようです。

アサガオに似ていますが、ナス科の植物。

卵型の葉をしていて、下に垂れ下がっているように咲く花は夏ごろに咲きます。

アルカロイドという成分を含んでおり、江戸時代や明治時代に鎮痙薬として輸入されました。

実際、江戸時代の医師が乳がん手術に麻酔剤として使用したと言われていて、日本麻酔学会はこの花を学会のマークにしています。

しかし、アルカロイドは多量に摂取すると毒になり、全国各地で、間違って食べて中毒を起こす事件があるようです。